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バンクパニック/セガ(サンリツ開発:1984年)

2011-11-23 | ゲームセンターSHIMIZU
「ゲームセンターSHIMIZU」を久しぶりに更新。
今日はサンリツ電気が開発し、セガが発売した
『バンクパニック(1984年)』です。

時はアメリカ西部開拓時代。
市民が安心してお金を預けられる様、銀行でガードを任された主人公の保安官。
襲い掛かってくる強盗を、自慢の早撃ちで次々と打ち倒していきます。

これは良作ゲームでしたね~。
操作系もレバー左右&3つボタンのみ。
実にシンプルで初めてのプレーでも"直感"で理解できる感じでした。
(とは言っても当時は2ボタン主流なので少し戸惑たかもしれませんが。)


ルールは簡単で銀行には12の扉があり、
各扉全てよりお客様にお金を預けて貰えばステージクリア。
ときに扉から強盗が登場すれば銃で撃ち抜き、
また扉に時限爆弾が仕掛けられれば制限時間内に銃で解除。
謝って市民を誤射したり、強盗に先に撃たれると1ミスとなり
残機(最初は3機)が全て無くなるとゲームオーバー。
基本はこれだけです。

しかし単純ながらこのゲーム、
システムが非常によく出来ています。

画面上部の赤ゲージで人が扉やってくる状況がわかり
またその下の「$」マークで各扉の入金情報がわかります。
一旦入金が終わり「$」マークがついたはず扉がいつのまにか
「$」マークが消えてしまってることがあります。
これはそこに強盗が入ったという合図でもあります。
表示枠に「爆弾」マークが表示され、タイマー音が流れ始めるとその扉に
時限爆弾がしかけられた合図となり、制限時間内に処理しなければなりません。
ときには市民が背中の張り紙で強盗のいる場所の情報を教えてくれたりします。


ちょいとごちゃごちゃ書きましたが、
画面を見れば次にすべき行動が一目瞭然で理解できるのです。
まあ、先のステージに進むほど激戦化し余裕もなくなってきますが。。

ゲーム的にも充分な魅力があります。
強盗も色んな登場の仕方があり、単純に扉を開けてくるだけのものもあれば、
左右にフェイントをしながら登場するもの、人質を盾に扉から登場するもの、
2丁拳銃で登場してくるもの等さまざまです。

そしてこのゲームの最も見所なところが強盗との対決でしょう。
強盗はマスクをしている為、扉から登場するとすぐに判断でき
即撃ち倒すことが可能です。が、ここは西部。
相手が銃を抜いてないのに倒すと「UNFAIR(卑怯もの!)」
と罵られ最も低い得点となります。
相手が拳銃を抜く瞬間「0:00秒」に近いほど高得点が得られますので
余裕ある場合狙いたいところです。
ただ単純に撃ち倒すだけでなくバタバタしながらも可能な限りタイミングを
合わせ高得点を狙う。しかし余裕かまして狙いすぎると逆にやられる。
ここら辺のゲームバランスが実によく出来ていていると思います。
単純ながら奥が深いんですよ。


『バンクパニック/セガ(サンリツ開発:1984年)』
エクステンドは俺には無理だな~。
(たまに赤マスクの強盗も登場し、これを「0:00秒」で撃ち仕留めると
エキストラボーナスが入ります。画面左下のところの文字"EXTRA"が
1文字づつ赤文字に反転し、これが5つ揃うと残機が増えます。)
ゲーセンでやっていたときもたいして上手ではありませんでした。

あと一度聴いたら耳に残るBGMもいいですね。
清水館内で鳴り響いていたのを思い出します。
このゲーム、SG-1000のマイ・カード版もよくやってましたね。
移植度もハードの性能なりに頑張っていました。
今度時間みつけてそちらもやってみようかな・・





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