スペースワールドの佐藤です!
チュニジア視察レポート第七弾は、マトマタから一気に首都チュニスへ北上します
ホテルを出発して車で少し走ったところで少しフォトストップ。
すっごく壮大で素敵な風景が撮れました
白の文字が、茶色の風景によく映えます。
この文字は反対側から見るためのものなので、このアングルだと右から読んでマトマタと書いてありますね。
●マトマタの穴居住宅
地面に穴が開いており、穴の側面に部屋が掘られています。
この造りが、夏の日差しをよけ、冬は保温性に優れている為、
もともとは敵から身を隠すために作られましたが、住居として発展しました。
上から見ると全体の構造が良くわかります。
マトマタを訪れるツアーでは穴居住宅の見学をしますが、
その時の都合によって訪問する家は変わります。
大体のお宅で、お茶や窯で焼いた手作りのパンを振る舞っています。
私たちもいただきました♪(お礼にチップを支払うのが慣例です)
パンとお茶をいただいたら、笑顔が素敵な奥さんに手招きされ、
部屋に入ると、なんと民俗衣装を着せていただきました!
石臼で穀物を挽く体験をさせていただきました。
石臼がすっごく重かったです!!
入口には魔除けで手のマーク/パンを焼く窯
マトマタを後にして、車で約3時間半、エル・ジェムの町に向かいます
●エル・ジェムの円形闘技場(=コロセウム)
この町では何と言っても世界遺産のコロセウム!
ローマのコロッセオよりも規模は少し小さいですが、数あるコロセウムの中でもかなり大きく、
保存状態はローマよりこちらの方が良いと言われています。
2世紀に着工されましたが、政治や資金不足の影響で完成はしなかったそうです。
コロセウムでは、剣闘士の戦いや、奴隷・罪人と猛獣の戦いなど、残酷な見世物が頻繁に行われていました。
並ぶアーチ型がとても美しく、建物自体は圧巻の迫力です。
●エル・ジェムのモザイク博物館
首都チュニスのバルドー博物館より小規模ですが、
エル・ジェムでも保存状態の良いモザイク画が見られます。
エル・ジェムの後は、“サヘルの真珠”と言われるスースへ向かいます。
(チュニジアの東海岸地域をサヘルと呼びます)
スースはチュニジア第三の都市でありながら、ビーチリゾートとして栄えています。
スースの旧市街(メディナ)は世界遺産にも登録されておりチュニジアの一大観光スポットです。
●グランドモスクとリバト
モスクなどのイスラムの宗教施設には、「ミナレット」という塔が通常付随しているのですが、
スースのグランドモスクは、チュニジアで唯一ミナレットを持たない珍しいモスクです。
当時は要塞の役割も果たしていたためか、とってもシンプル建物となっています。
そのグランドモスクの向かいにあるリバトは、
8世紀に建てられたスースに残る最も古い建物で、こちらもモスク同様に街を守る要塞の役割をしていました。
リバトに登ると、モスクや港、メディナの風景を見られます。
リバト/リバトから見た風景(中央右の四角いのがモスクです)
●ショッピングセンター
メディナの入口にある、大きなショッピングセンターでは、
沢山のお土産品を購入することが出来ます。
オリーブの木でできた食器類や、名産品のオリーブオイルや蜂蜜、
アルガンオイルやサボテンオイルなど幅広く購入できます。
ビン類などはちゃんと緩衝剤に包んでくれますよ~♪
スースの見学後は一路チュニスへ。約2時間の道のりです。
スース出発直後、激しい雷雨に見舞われました。車のワイパーがすごい勢いで動いてましたが
それでもほとんど前が見えないぐらいの大雨
その時は、街の見学中に降らなくてラッキー、とのんきに考えていましたが、
チュニスでの夕食後には街が一部洪水みたいになっていて、
たくさんの車が立ち往生してしまっていました
続く
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