私から見るとあなたが不思議なのね。

天然のユーモアとちょっとした正義感で書いちゃいます。『食』や『健康』話題が豊富です。

本物のお宿も・・・次の10年を悔いの無い毎日にすると強く決意致しました。

2011-07-05 11:39:10 | 仙台/東北関連
銀座の旅館 『吉水』http://yoshimizu.com/ginza/stay.html


この旅館をテレビで見た記憶がうっすらありました。
銀座に泊まる事は無いしとスルー・・・

そして、
先日の仙台での放射性物質汚染に関して小さなセミナーをした際に、
炊き出しもお手伝い頂いたGさんに参加頂きました。
Gさんは私と同年代、携帯はメールをしていませんでした。
炊き出し後に、メールを送りたいので、メールをするようにお勧めしまして、
素直に不得意なメールを始めて頂きました。

そのGさんからメールを頂きました。
「まりりん先生、くみこさん宅でのお話しと料理ありがとうございました。それからメールも。。
27日河北新報夕刊、旅館吉水代表中川誼美さん 原発契機 銀座の店畳む の記事を読みました。読みやすくわかりやすく、いい記事で、大切なことがはっきりと書かれていて、まりりん先生とかさなって読んでしまいました。メールではなく記事をおくることにしました。封筒で。。 是非よんでください。いつも真っ正面から誰とでも向き合うまりりん先生。わたしも、こんなに長いメールがおくれるようになりました。ありがとうございました。
ではお元気で。」


★銀座吉水 - 快適にお泊りいただくために
http://yoshimizu.com/ginza/rules.html

いずれの客間も全て珪藻土の土壁、無農薬の井草で編まれた伝統的な畳を使電話やテレビ、冷蔵庫といったホテルには当たり前の設備はあえて置かず、
オーガニックのシーツと枕

食材は、農薬や化学肥料を一切使わず自然の恵みと生産者の愛情をたっぷり受けて育った野菜を中心に、天然の魚介類や肉類などの安全で味わい深いもののみを使用し、
化学調味料や添加物、防腐剤の入っている調味料は一切使用せず、
伝統的な方法で作られた味噌・醤油・酢・みりんのみを使用。

★銀座吉水閉店のお知らせ
http://yoshimizu.com/notice/jp/
抜粋:「開業当時の躍動する気持ちを今振り返ると本当に胸が引きちぎられる思いになります。また、宿泊以外の用途、イベントや食事会などでご利用頂いております多くの顧客様の期待にこれ以上お答えできないことを考えると誠に残念でありますが、これを機に株式会社吉水の方向性を今一度見つめ直し、次の10年を悔いの無い毎日にすると強く決意致しました。」


◉河北新報<震災100日女性の目線からー新エネルギーー>6/27
「旅館吉水代表 中川 誼美さん 原発契機 銀座の店を畳む」より抜粋:
5月に20年間ドイツに在住する娘の家に行きましたが、
チェルノブイリから2千キロ離れているにもかかわらず、
いまだに土壌検査をしていると知りました。
狭い国土の日本が放射性物質に汚染されていると、欧米では判断されています。
素早い脱原発政策、緑の党の議席拡大、市民デモの規模の大きさなど、
日本の問題を人ごとにしないドイツ国民の世界的視点。
日本との大きな差にがくぜんとしました。
また、イタリアも素晴らしい。
私たちも国民投票で、エネルギー政策の未来を決定すべきだと心から思います。

5月になり、お客様も戻って来られましたが、
銀座の宿の安心安全を確保する見通しが立たないと判断し、
断腸の思いで6月末をもって閉館する決心をしました。

素晴らしいお客さま、志の高い生産者の方とのお付き合いは、
京都と綾部の宿に集中させて頂きます。
この2か所では、自家用の水力や太陽光、地熱発電を導入し、新エネルギーに移行したいと考えております。
この先は、銀座を出て、農山村に拠点を移し、
地方の活性化のお役に立ちたいと思います。
今回のことがこの決断を後押ししてくれました。」


<東日本大震災:福島第1原発事故 ホットスポット把握へ 政府がモニタリング強化>毎日JP
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110705ddm012040029000c.html
 東京電力福島第1原発事故に伴う放射線モニタリングについて、政府は4日、周辺に比べて特に線量の高い「ホットスポット」と呼ばれる地域を把握するため、福島県や隣接県、さらに首都圏などを含めた近隣地域での調査を強化することを決めた。7月中に調査範囲や統一的な計測手法などを定め、「ホットスポット地図」の作製に乗り出す。

「過去はもう戻らない。」と受け取れるかどうかです!!悲劇の上乗せにを招かないために非常に重要!!

2011-05-10 13:13:11 | 仙台/東北関連
6割が「移住したい」=宮城・岩手の津波被災者―3県270人聞き取り調査
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201105100003.html


私は渋谷に住み、計画停電も、地震被害も津波も無関係でした。
3月、安否確認等に奮闘し、
営業活動がほとんど出来なかったにも関わらず、
私の業績は、普段の月よりも好調でした。
防災グッズの業界が好調なのと似ているのでしょう。

でも、
私を含めて漏らさず国民全員、
国難の渦中にいます。

この国難を受け取る事は、
この余力ある恵まれた状況の私においても、冷静さを欠きやすく、
非常に困難なことです。

「過去はもう戻らない!」
「あの3.11.以前の生活には戻れない。

たぶん管首相の恐るべきリーダーシップの欠如を招いている根源も、
ここなのだと思います。

3.11.以前から、
日本経済の先行きは暗雲が立ちこめ、
一部では国家財政の破綻は来年2012と予想され、
私も一国民として経済破綻を背負う事になる。
この国で暮らし続けられるのだろうか?
と恐怖していました。


楽観論に、事なかれ主義に逃げたい衝動にかられながら、
でも、3.11.以降,
これから想定されるあらゆる問題を、冷静に「正しく恐れる」事に、私の思考を無理矢理に動かし続けています。


「過去はもう戻らない!」と受け取れるかどうかは、この悲劇、この国難に上乗せする悲劇を招かないために重要です。


下記ニュース記事<6割が「移住したい」=宮城・岩手の津波被災者―3県270人聞き取り調査>では、

実際に津波被害にあった避難者の皆様は、
住む場所を変えたいし、帰宅を希望しないのに、

放射能汚染による避難者の皆様は、
引き続き以前の生活に戻りたい、戻る。
と、判断がはっきりと別れています。

津波被害のみならば、
時間はかかっても、復興の可能性は大いにあります。
でも、放射能汚染はチェルノブイリの例から見て、
引き続きの危険性で無理でしょう。

「過去はもう戻らない!」
「あの3.11.以前の生活には戻れない。

結局は、
福島県民の皆様が、
『風評被害』という、政府にとって非常に便利な言葉を、後押し続ける役目に利用されている。

政府や原発ムラの『原発の安全性神話』に洗脳され、
『想定外』という政府にとって非常に便利な言葉で誤摩化され、
情報を隠蔽され、
命や健康の危険に、もっとさらされている事実に気付かて欲しいです。

正しい情報を速やかに公開しない事で、
世界はMade in Japanブランドを拒否しています。
それは、『風評被害』ではなく、
政府や原発ムラの『隠蔽被害』なんです。


技術力と製品の信頼性で、
輸出国として成り立っていた日本という平和な国を、
自由な情報や原論が規制された『軍国主義』のような、『原発主義』を阻止しましょう。
広島や長崎の被爆者の皆様や、
戦争体験者の皆様がほとんどお亡くなりになって行く時、
まるで戦争に向かって行く時の歴史が繰り返されようとしているじゃないですか?

福島県民の皆様が、
『風評被害』という、政府にとって非常に便利な言葉を、後押し続ける役目に利用されてはいけません。

今回の大震災や原発事故の被害に直接間接的に遭っていない方の中で、
この私の日記を読む前のスタンスで、
他人事、自分だけは無事、とお考えになっていると、
一番無事ではないことになります。
くり返される歴史が証明しています。


<6割が「移住したい」=宮城・岩手の津波被災者―3県270人聞き取り調査>
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1595573&media_id=4

 東日本大震災で自宅が流されたり浸水したりした岩手、宮城両県の被災者の6割が、元の場所への居住を考えていないことが、時事通信社の聞き取り調査で分かった。移転を望む候補地として、大半が近くの高台など津波が来なかった場所を挙げた。原発事故で避難生活を強いられている福島県の住民は対照的に、6割が自宅へ戻ることを望んだ。

 震災は11日で発生から2カ月。調査は4月25日~5月7日、3県の沿岸自治体のうち23市町の住民が生活する避難所で行い、計270人から聞き取った。

 住む場所を変えたいと答えたのは、岩手の69人中44人、宮城の109人中68人。理由は「津波が怖い」が計79人を占め、「家族の死亡」「家がなくなった」も多かった。次に住居を構える場所として同じ自治体を選んだのは、岩手で81%、宮城で59%に上り、「住み慣れた地への愛着」「近所とのつながり」「子どもの学校や親の意向」を重視した声が目立った。

 政府などが検討している浸水地域の国有化と代替地への移住については、大半が歓迎したが、「正当な価格で買ってほしい」「住めるか否かを早く決めてほしい」などの注文が付いた。

 福島の92人のうち54人は自宅への帰宅を希望。
地元への愛着のほか、「家や土地が残っている」
「放射能の怖さが実感できず、諦めきれない」などが理由だった。原発事故で避難指示が出ていない相馬市といわき市からの住民は、津波を敬遠し帰宅希望者が少なかった

第一回炊き出し隊完了!無事帰宅しました。

2011-04-27 15:10:13 | 仙台/東北関連

先週日曜日、たくさんの善意に支えられ、
宮城県岩沼市避難所の、第一回の炊き出しボランティアを無事に終える事が出来ました。
本当に本当にありがとうございました。
館内アナウンスが流れ、被災者の皆様は、疲れて無口、あまり表情もなく、朝食に並んできます。
挨拶をかけるのもご迷惑かも?と引けてしまう部分もありました。

しばらくして、一人のおばあちゃんが樽醤油で煮込んだチャーシューを「お肉が軟らかくておいしかったぁ~、元気でたぁ~」。
そばにいたおじいちゃんが拳握って「頑張ります!」と笑顔。
「こんなのを食べていないから!肉が大きくやわらかった。味がしみていて煮物がおいしい」。
エサンテ海苔サラダも大ウケでした。
もちろんレタスをeSpringの紫外線ランプを通した浄水で洗いました。
生野菜は衛生上難しく、食べることが無かったそうです。
プラスチックのジュースを入れる大きめのカップに盛りましたら
「アイスクリームみたいだぁ~」と喜んで下さったそうです。
一つの使い捨てプラスチックの器に、一緒くたに盛りつけられた食事を、
40日以上食べ続けているのは、殺伐とした避難所生活をより悲しくさせていた事でしょう。
ひどい時は、ふりかけのおにぎりだけ、ということもあるそうです。

やっぱりクインクックで手作りの家庭料理をお届け出来て良かったと、込み上げるものがありました。
炊き出し後に、ミニライブをしました。
アフリカ楽器奏者の小鉄くんのリズムカルな太鼓の演奏から始り、
子ども達は太鼓を一緒に叩き出し、
私からリクエストした『北国の春』と、
久我さんがリクエストした『ふるさと』を、si-noちゃんが歌い出すと、
被災所の皆様と合唱に。
大きく口を開け歌って下さいました。

これでも片付いたと説明された一面の瓦礫となんとも言えない磯の匂いの泥の中で、
桜や山吹が迷わずに満開の北国の春。

農家の方がほとんどの地域、故郷で農業をやり直せる見通しはありません。
津波は自宅を流し、家庭料理を奪っています。


炊き出し後に、ボランティアスタッフと集まりアフター、
「また炊き出しをさせて下さい!」とボランティアの皆さんから言って頂け、
感無量でした。
また来月もなんとか行きたいと考えています。

東京ボランティア隊の皆様、
たくさんの募金をして下さった皆様、
各方面からのお野菜や海苔やいろいろの食材のご寄付。
お料理を教えに3年半、毎月通った仙台で出来たかけがえの無い友情。
mixiコミュ『岩沼』への書き込みに気付いて下さり、
後方支援を申し出いただいたママゴン@岩沼復興!さんのボランティアチーム。

本当に本当にありがとうございました。

避難所に何度も足を運んで、
被災者の皆様に喜ばれるためのリサーチと根回しを、
根気良くした久美子(きっこ)さんのお陰様で、
喜ばれるメニューを選ぶことができました。
久美子さん自身が、岩沼市民で被災され、
この避難所でお世話になっているために、
この避難所にこだわって下さいました。

当日、たくさんのボランティアの皆様のご協力、
避難所ボランティアとして炊き出しのリーダー等をしているコバヤシさん、
応援で愛媛県から来ている愛媛県職員の皆様のご協力で、
速やかに温かい家庭料理をご提供で来ました。

まだたくさん有りすぎて報告を出来ませんが、
おいおい書かせて頂きます。

この避難所の食事もまだ1日2食です。

炊き出し隊結成!ご寄付及びボランティア募集!4/24(日)8:00~岩沼市避難所にて

2011-04-12 11:42:51 | 仙台/東北関連
4/24(日)8:00~
炊き出しをいたします。
ご寄付及びボランティア募集します。

[m:89]場所:岩沼市民会館の避難所

炊き出し隊名:ガンバレ東北PJチーム
炊き出し隊言い出しっぺ&世話人代表:私

[m:20]炊き出しメニュー:
豚バラ肉のチャーシュー
チャーシューのタレの煮玉子&大根の煮物
レタス海苔サラダ

朝食をお出しする人数:350名+スタッフ用20名=370名分

[m:190]お寄付(食材購入費用):500円単位お願いたします。
               この1回だけではなく、続け、広げたいです。
               なにとぞご協力をお願いたします。

[m:105]ボランティア募集:
4/22(金)東京渋谷自宅にてチャーシュー調理
午前10:00~午後16:00
募集人数:7名

4/23(土) 2か所で炊き出し用調理をいたします。
午後14:00~20:00
募集人数
調理所/岩沼    15名募集
調理所/泉区鶴が丘 10名募集

4/24(日) 6:30集合 
    8:00~ 食事をお出しします。
   ~11:00片付けをし、解散
    12:00~14:00 ボランティアスタッフ打ち上げランチ。
募集人数:20名

ご持参頂きたいもの:軍手、エプロン、フキン、ウエットテッシュ、包丁
          ご自分の飲物。

交通費も自己負担です。

ご寄付及びボランティアの応募は、この日記のコメント頂くか、
私をご存知の方は直接メールをお願いたします。


岩沼市民会館の避難所は、
3/12日で、800人いた避難者は、
4/7現在、347名(内子供30名)が避難されています。
お年寄りが多いそうです。

岩沼市役所
〒989-2433 宮城県岩沼市桜1丁目6-20
0223-22-1111 ‎
http://www.city.iwanuma.miyagi.jp/


昨日で大震災から1ヶ月です。

私は3年半、毎月仙台に通いました。
沢山の方に出会い、沢山の方に助けられ、支えられ、ご縁を深めて来ました。

先月、2011.3.11.に大震災が起こり、
私は安否確認に夢中でした。

私の知り合いは、ご家族のお宅が流されたり、家が少々壊されたり、
ライフラインの壊滅の被害などで大変な辛い被災生活をされていますが、
皆さんご無事でした。

ライブで流されるニュース映像は、絶望的な津波の被害を伝え、
一時は、もしもを考えてしまい、涙があふれていました。

美味しくてヘルシーな家庭料理を教えるのが私のポリシーです。
避難所の皆様のお食事を知れば知るほど、
私がどうやってお役に立てるのだろうと、模索していました。

岩沼市在住のKさんに相談した所、
一時ご本人が避難していた避難所にどうかという提案を頂きました。

でもでも、350人と!!
「とても無理、他にして下さい」とお願いたしました。

いつも料理をお手伝いしてくれている泉区のひころんトントンさんは、
「何でもしますよ!」
れんママさんは「出来るだけの事はいたいます!」

友人男性達3人に声をかけると、感謝と共に参加表明をしてくれ、
東京から出向いてくれることに。

先週のお花見でお話ししたら、お寄付をして下さる方が。

日記に書いたら、私も炊き出ししたいとマイミクさんが書き込んでくれ、

そういった善意に出会い、
私一人じゃない、370名分は出来ると思えました。


昨日のmixi日記<炊き出し隊結成!ご寄付及びボランティア募集!> http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1704309315&owner_id=3305817にぞくぞく名乗り、ご寄付11名、ボランティア9名!ありがとう出来る範囲でのご協力をお持ちしています