私から見るとあなたが不思議なのね。

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菅 前総理 国会事故調で原子力ムラに言及

2012-06-03 07:06:26 | 放射能汚染問題

20120528 菅 前総理 国会事故調で「脱原発」力説 原子力ムラに言及 OurPlanetTV

http://www.youtube.com/watch?v=werYuEFu-qk

書き起こし:

菅直人元首相「ゴルバチョフ氏が回顧録で、

『チェルノブイリ事故は、我が国体制全体の病根を照らし出した。」

私は今回の福島原発事故は同じ事が言える。我が国の全体のある意味での病根を照らし出した。

戦前、軍部が政治の実権を掌握していきました。

そのプロセスに、東電と電事連を中心とするいわゆる原子力ムラと呼ばれるものが、私には重なって見えて参りました。

つまり、東電と電事連を中心に、原子力行政の実験をこの40年間に次第に掌握され、そして批判的な政治家や官僚は、ムラの掟に寄って村八分にされ、主流から外されて来たんだと思います。

そして、それを見て来た多くの関係者は、自己保身と事勿れ主義に落ち入って、それを眺めていた。これは私自身の反省を込めて申し上げています。

現在、原子力ムラは今回の事故に対する深刻な反省もしないまま、原子力行政の実権を更に握り続けようとしています。

戦前の軍部にも似た原子力ムラの組織的な構想、社会心理的構造を徹底的に解明して、解体する事が原子力行政の抜本改革の、私は第一歩だと考えています。

原子力規制組織として原子力規制委員会を創る時に、例えばアメリカやヨーロッパの原子力規制の経験である外国の方を招聘する事も、そういうムラ社会を壊す上で一つの大きな手法ではないかと思っております。

またさらに申し上げれば、今後この3.11.原発事故の教訓を、日本人、私達が全体としてどう受け止めて、日本の将来をどう決めていくか、一人一人の日本人が問われていると思います。根本的な問題としては原発依存を続けるかどうかの判断、

今回の事故で、稼働中の原子炉だけでなく、最終処分の出来ない使用済み燃料の危険性も明らかになりました。

今回の原発事故では、最悪の場合、首都圏3000万人の避難が必要となり、国家の機能が崩壊しかねなかった、そういう状況がありました。テロや戦争などを含めて、人間的要素まで含めて考えれば、国家崩壊のリスクに対応出来る確実な安全性確保というのは。これは不可能であります。

私は今回の事故を体験して、最も安全な原発は、原発に依存しない事、

つまり脱原発の実現だと確信しました。 


菅 前総理 国会事故調で原子力ムラに言及

2012-06-03 07:06:26 | 放射能汚染問題

20120528 菅 前総理 国会事故調で「脱原発」力説 原子力ムラに言及 OurPlanetTV

http://www.youtube.com/watch?v=werYuEFu-qk

書き起こし:

菅直人元首相「ゴルバチョフ氏が回顧録で、

『チェルノブイリ事故は、我が国体制全体の病根を照らし出した。」

私は今回の福島原発事故は同じ事が言える。我が国の全体のある意味での病根を照らし出した。

戦前、軍部が政治の実権を掌握していきました。

そのプロセスに、東電と電事連を中心とするいわゆる原子力ムラと呼ばれるものが、私には重なって見えて参りました。

つまり、東電と電事連を中心に、原子力行政の実験をこの40年間に次第に掌握され、そして批判的な政治家や官僚は、ムラの掟に寄って村八分にされ、主流から外されて来たんだと思います。

そして、それを見て来た多くの関係者は、自己保身と事勿れ主義に落ち入って、それを眺めていた。これは私自身の反省を込めて申し上げています。

現在、原子力ムラは今回の事故に対する深刻な反省もしないまま、原子力行政の実権を更に握り続けようとしています。

戦前の軍部にも似た原子力ムラの組織的な構想、社会心理的構造を徹底的に解明して、解体する事が原子力行政の抜本改革の、私は第一歩だと考えています。

原子力規制組織として原子力規制委員会を創る時に、例えばアメリカやヨーロッパの原子力規制の経験である外国の方を招聘する事も、そういうムラ社会を壊す上で一つの大きな手法ではないかと思っております。

またさらに申し上げれば、今後この3.11.原発事故の教訓を、日本人、私達が全体としてどう受け止めて、日本の将来をどう決めていくか、一人一人の日本人が問われていると思います。根本的な問題としては原発依存を続けるかどうかの判断、

今回の事故で、稼働中の原子炉だけでなく、最終処分の出来ない使用済み燃料の危険性も明らかになりました。

今回の原発事故では、最悪の場合、首都圏3000万人の避難が必要となり、国家の機能が崩壊しかねなかった、そういう状況がありました。テロや戦争などを含めて、人間的要素まで含めて考えれば、国家崩壊のリスクに対応出来る確実な安全性確保というのは。これは不可能であります。

私は今回の事故を体験して、最も安全な原発は、原発に依存しない事、

つまり脱原発の実現だと確信しました。