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スマート・シンキング~φ(..)

2013-03-10 12:41:58 | 本・書籍

認知心理学者のアート・マークマンの『スマートシンキング』を読みました~

◆スマート・シンキングに必要なのは(目標を達成するためには)、
 ・質の高い知識を習得すること
 ・その知識を応用して賢い習慣を身につけること
 です。

◆賢い習慣について
 ・行動を起こす状況が特殊であるほうが習慣は早く形成される。
  似たような状況で異なるいくつもの行動をとると、習慣を身に
  つけるのには時間がかかる。
 ・ひとつのことに集中しよう。マルチタスキングはやめよう。
 ・物理的な環境を変化させれば、自分が新たに身につけようと
  している新しい習慣を忘れないようにすることができる。
 ・海辺に座って覚えた単語は、海中より海辺のほうが思い出しやすかった。
 ・物が分類しやすい理由のひとつは、カテゴリーに名前がついているからだ。


◆「他人があなたについて覚えていること」を増やすための3つのアドバイス
1.すべてのプレゼンテーションは先行オーガナイザーを用いてはじめよう

 ・言葉よりもっと効果的に空間を示す方法は、
  相手がすでによく知っている空間的イメージとの類似性を挙げることである。
  私たちは、方角を示すのに時計の文字盤を使うことがある。
  この場合は、ボールは2時の方角へ飛んだぞ、と友人に告げればいいのだ。

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※先行オーガナイザーとは、ある説明を行う際に事前に説明対象の情報を
提供したり、機知の知識を引き合いに出し、対比や重ね合わせを行うことで
理解を促進させるための手法。
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2.プレゼンテーションの間は、おもなポイント3つに焦点を絞ろう
3.プレゼンテーションの終わりには、3つのポイントをまとめよう

◆その他気づきを抜粋

・「整列可能な差異」に着目することで、あなたは新しい状況に
ついて気づきと学びを得ることができる。

・類推は将来を予測するための大きな判断材料となるが、それは
何か別の方法で立証する必要がある。類推したことがすべて正
しいという保証はないからだ。

・あなたが頭に呼び出した情報はつねに現在自分が考えているこ
とと関係がある。

・確証バイアスは多くの社会的場面における安全策であるが、問
題に対する新しい解決策を評価するのに有効な方法だとは言い
がたい。

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※確証バイアスとは、社会心理学用語で、個人の先入観に基づいて
他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を
補強するという現象である。
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