唯一自分で見つけられるのが乳がん。
自己検診の方法を紹介します。
生理前は乳腺が張ったりして見つけにくいので、生理が終わった2週間後に行ってください。
出来れば最低1カ月に1回は自己検診を行って欲しいですね。
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乳がんの自己検診方法 指で触ってチェック
指で変化をチェックする範囲は、上は鎖骨まで下は肋骨の終わりまで、外側はわきの下まで内側は胸骨の真ん中まで、乳房だけでなく広い範囲をチェックしてください。立ったままでも横になってもどちらでも構いませんが、大きな乳房の人や太っている人は仰向けに横になってチェックした方がしこりが分かりやすいと思います。
乳腺をくまなくチェックするには、親指以外の4本の指の腹と体の骨でやや押し気味に少しずつ場所をずらしながら移動していきます。乳房の肉をつかんでしまったり、強く押しすぎると乳腺が硬いしこりのように感じてしまうこともあるので、あくまでも少しの力で優しく押すのがコツです。
いろいろなチェック方法があります。
乳頭を軸にして蚊取り線香のように渦巻きを描きながら外側へ広げていく指を動かす方法、方眼紙のように乳房をたてよこに細かく分けるようにして移動する方法など、自分に合った方法を2.3種類見つけて同じ方向ばかりにならないよう毎回違ったチェック方法を複数試して下さい。
もしも、気になる箇所があったら人差し指と中指でキーボードを叩くようにして触ると変化がよりわかると思います。
乳房やその周辺のチェックが終わったら、最後は乳頭から分泌物が出ていないかチェックします。乳頭だけは少し強く絞るようにして(赤ちゃんの授乳のように)何か変化がないかチェックしてください。
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授乳中に乳腺炎を起こした経験のある方は特に気を付けてください。
皆が皆そうなるとは限らないけど、乳腺炎を起こしたことが有る人と無い人ではその確率もかなり違って来ます。
あと、出産経験の無い人も気を付けてくださいね。
乳がんはエストロゲンと言う女性ホルモンの関係で発症する事も多いのです。
私もホルモン受容体が陽性だったので、今現在ホルモン剤服用によるホルモン治療も受けています。