私も…かなりの親不幸を重ねて来たからな…
天に向けて投げた石は、やがて自分に落ちてくる。
それが業ならば受け止めるしかないのかな。
だけど、血が繋がってるからって何を言っても良い訳じゃないと思うんです。
子供の頃もそうだった。
自分の感情をストレートにぶつけて来る母に対して、いつもそう思っていた。
今度は娘か…
中学時代に引きこもっていたからね。
遅ればせにやって来た反抗期か?
それにしてもあまりに酷いよ。
どれだけの思いをしてここまでやって来たか。
少しでも…
少しでも、何とかしてあげたい。
それが親でしょ?
乳癌手術後だって3週間で仕事復帰して…
シングルになってからの発病。
だけど家も支えなきゃならない。
娘の不登校。
学校や色んなものと闘いながら、本当はもうへとへとだったよ。
だけどさ…
生んだ私が悪いんだって。
東京の学校に決めたのも、私が東京へ帰ろうかな…って言ったから、東京に決めてやったんだって。
ほっといてくれれば良かったんだってさ。
じゃぁあのまま引きこもってどうするつもりだった?
聞いたら、別に何とかしてたから放っておいてくれた方が良かったんだって。
あのまま向こうにいたら死ぬだけだし・・・ってさ。
そうしたら、食い扶持も減るし保険金が入って、アンタ(私)は楽出来たでしょ。
・・・・・だってさ。
早く家を出て一人暮らししたいんだって。
こんな家、居たくないんだって。
幾ら親でも言っていい事と悪い事がある。
情けないやら、悲しいやら。
何をどこへどうぶつけて良いやら。
せめてもの救いは小6の息子の言葉。
「おかあさんさ…そのうち○○(娘)も分かってくれる日が来るよ」
涙、止まらなかった。
そんなに出て行きたきゃ出て行けばいい。
大きな家から小さなマンションへ引っ越して、部屋数も少ない中自分一人で一部屋占領してるくせに、全く片付ける事も出来ない。
床の見えない部屋。
好き勝手ばかり言って、
もういいや。
勝手にすればいい。
見下してバカにされるくらいなら、出て行けばいいよ。
生活する事がどれだけ大変か、身をもって知らないと分からないんだから。
やれるもんならやってみろ。
そう言いたい。
だけど今は何も言わない。
私が何を言ってもそれは言い訳にしか聞こえないし、娘にも分からないだろうから。