私がこの方のブログを知ったのは今から約3年半くらい前。
http://pecochan.at.webry.info/
当時ブログを始めたばかりで、色々検索をかけては様々な記事を読ませていただいていました。
自分自身が大腸がん経験があったから、癌への関心は消える事無く、色々検索している中でたまたま出会ったのが「ペコさん」のブログ。
前向きに懸命に生きている彼女の姿に凄く共鳴して、以来ずっと読ませていただいていたのです。
残念ながら、彼女は昨年1月に旅立ってしまわれましたが、ブログは今でもご主人が引き継いで書いておられます。
夫婦愛・・・凄く感じる事の出来るペコさん達。
そのブログを知った時はまさかその1年半後に自分自身が乳がんに罹るなんて想像もしていませんでしたよ。
まぁ、できものが出来やすく、癌体質でおまけに乳腺炎やら乳腺症、若い頃に子宮内膜症になってホルモン剤を服用していたので、乳がんのリスクが人よりはるかに高いことは分かってはいたんですけどネ。
だから20代後半から健康診断だけは欠かしたことがありませんでした。
そのおかげで大腸がんは早期発見が出来て、内視鏡手術のみで終わったわけですが・・・
乳がんはそうは行かなかったのね・・・
ペコさんのブログの中で見つけた記事のひとつ。
それがこれです。
乳がんの見落としについて。
今から5年前に書かれた記事では有るけれど、そんなに状況は変わってないと感じたのでここに載せる事ににしました。
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乳がん「見落とし」40代3割 厚労省研究班が追跡調査
2007年02月05日08時33分
マンモグラフィー(乳房X線撮影)を視触診と併用する乳がん検診を受けても、40代では3割近くが乳がんを見落とされている可能性があることが、厚生労働省研究班(主任研究者=大内憲明・東北大教授)の研究でわかった。乳腺密度が濃い40代は、マンモグラフィーに腫瘍(しゅよう)が映りにくい可能性が以前から指摘されていた。それが裏付けられた形で、研究班は、超音波(エコー)を併用する検診の研究が必要だと指摘している。
89~00年に宮城県でマンモグラフィー併用検診を受けた延べ約11万2000人について、検診後の経過を追跡調査した。宮城は「地域がん登録」の実施県で、がんになった住民の治療や予後の情報が、県に集積されている。
研究班は、検診で「陰性」とされたのに、その後、次の検診を受けるまでに乳がんが見つかった人を「見落とされた可能性がある人」と判断。検診で乳がんを発見できた人と合わせ、「乳がんがある人を、がんと正しく診断できた割合」(感度)を算出した。
その結果、40代の感度は71%で、3割近くが見落とされていた可能性があったことがわかった。50代の感度は86%、60代は87%だった。
日本では、乳がんにかかる人は40代が最も多い。だが40代は乳腺密度が濃く、マンモグラフィーに腫瘍が映りにくいといわれている。一方、エコー検査は乳腺の濃さに影響されにくく、20~40代の乳がん発見に効果が高いと期待されている。
エコー検査は乳がんが疑われる人の診断などに使われており、一部には乳がん検診にエコーを採り入れている自治体もある。
大内教授は「40代の女性の乳がん死亡率を減らすには、エコーを使った検診が有効といえる。また、検診の有効性を高めるには全国的なデータが欠かせず、全国的に標準化されたがん登録制度が必要だ」と話している。
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実際私も見落とされた一人。
何度かここにも書いていますが、「乳腺のう胞疑いあり。要経過観察」との診断。
エコーの検査の時に技師の先生の顔がちょっとこわばったのを今でも覚えています。
多分、読影の先生の見落としね。
なんであの時もう一度他の病院へ行かなかったのか・・・
その直後に身内に不幸が有ったり、自分自身が風邪をこじらせ過ぎて死にかけたりその後すぐ離婚したりしていたので、それに関しては忘れていたわけではないけど、話しが遠くへ行ってしまっていたんですね・・・
その検査から2年経って、しこりが大きくなっている事に気付いて鏡の前に立った時はえくぼ症を発症するくらいになっていたもの。
全摘の可能性が高いと言われつつも、全摘に至らなかったのは単に運が良かっただけなのか?そうも考えました。
もう少し早ければ・・・
そうすれば傷ももう少し小さくて済んだかもしれないし、不安も軽減されていたかもしれない
今でもそれは心残りですが、済んでしまったことは仕方ない。
先生だって人間だからね。
そこで学んだ事。
自分の身は自分で守るしかない…ってコト。
何か変だ・・・何処かが違う。
そう感じたら、情は抜きにしてセカンドオピニオンを受けるべきだと。
つくづく感じました。
友人のなかには、最初に診てもらった先生に申し訳ないとか何とか言って悩んでる人がいたけど、どっちが大事かって事。
まずは身体を守る事が先決でしょ。
健康診断は大切だけど、それが全てでは無いから。
だから自分の身体には敏感になってほしいと思います。
あまりに考え過ぎてノイローゼの如くなってしまうのは問題だけどネ。
だからこそ、病院へ行くんですよ^^
乳がんは外科です。
よく婦人科へ行ってしまわれる方がいる様ですが、外科ですよ。
乳腺専門の外科が有る方がなお良いです。
…っていうか、乳腺専門外科へ行ってください。
癌って言うとみんな凄く怖がるけど、私は風邪の方が怖いです。
肺炎とか併発すると大人でも1日で命を落とす事だってありますからね。
今は良い薬も沢山開発されてきているから。
上手く付き合って行くしかないんでしょうね。
何時だか何処かで拝見したブログに有った一説がずっと心に残ってます。
「癌ですね。じゃぁ薬出しておきますね。…って言うくらい簡単に治る日が来ればいいのにね」
いつかはそう言う日も来ると・・・
私は信じてますよ♪
http://pecochan.at.webry.info/
当時ブログを始めたばかりで、色々検索をかけては様々な記事を読ませていただいていました。
自分自身が大腸がん経験があったから、癌への関心は消える事無く、色々検索している中でたまたま出会ったのが「ペコさん」のブログ。
前向きに懸命に生きている彼女の姿に凄く共鳴して、以来ずっと読ませていただいていたのです。
残念ながら、彼女は昨年1月に旅立ってしまわれましたが、ブログは今でもご主人が引き継いで書いておられます。
夫婦愛・・・凄く感じる事の出来るペコさん達。
そのブログを知った時はまさかその1年半後に自分自身が乳がんに罹るなんて想像もしていませんでしたよ。
まぁ、できものが出来やすく、癌体質でおまけに乳腺炎やら乳腺症、若い頃に子宮内膜症になってホルモン剤を服用していたので、乳がんのリスクが人よりはるかに高いことは分かってはいたんですけどネ。
だから20代後半から健康診断だけは欠かしたことがありませんでした。
そのおかげで大腸がんは早期発見が出来て、内視鏡手術のみで終わったわけですが・・・
乳がんはそうは行かなかったのね・・・
ペコさんのブログの中で見つけた記事のひとつ。
それがこれです。
乳がんの見落としについて。
今から5年前に書かれた記事では有るけれど、そんなに状況は変わってないと感じたのでここに載せる事ににしました。
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乳がん「見落とし」40代3割 厚労省研究班が追跡調査
2007年02月05日08時33分
マンモグラフィー(乳房X線撮影)を視触診と併用する乳がん検診を受けても、40代では3割近くが乳がんを見落とされている可能性があることが、厚生労働省研究班(主任研究者=大内憲明・東北大教授)の研究でわかった。乳腺密度が濃い40代は、マンモグラフィーに腫瘍(しゅよう)が映りにくい可能性が以前から指摘されていた。それが裏付けられた形で、研究班は、超音波(エコー)を併用する検診の研究が必要だと指摘している。
89~00年に宮城県でマンモグラフィー併用検診を受けた延べ約11万2000人について、検診後の経過を追跡調査した。宮城は「地域がん登録」の実施県で、がんになった住民の治療や予後の情報が、県に集積されている。
研究班は、検診で「陰性」とされたのに、その後、次の検診を受けるまでに乳がんが見つかった人を「見落とされた可能性がある人」と判断。検診で乳がんを発見できた人と合わせ、「乳がんがある人を、がんと正しく診断できた割合」(感度)を算出した。
その結果、40代の感度は71%で、3割近くが見落とされていた可能性があったことがわかった。50代の感度は86%、60代は87%だった。
日本では、乳がんにかかる人は40代が最も多い。だが40代は乳腺密度が濃く、マンモグラフィーに腫瘍が映りにくいといわれている。一方、エコー検査は乳腺の濃さに影響されにくく、20~40代の乳がん発見に効果が高いと期待されている。
エコー検査は乳がんが疑われる人の診断などに使われており、一部には乳がん検診にエコーを採り入れている自治体もある。
大内教授は「40代の女性の乳がん死亡率を減らすには、エコーを使った検診が有効といえる。また、検診の有効性を高めるには全国的なデータが欠かせず、全国的に標準化されたがん登録制度が必要だ」と話している。
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実際私も見落とされた一人。
何度かここにも書いていますが、「乳腺のう胞疑いあり。要経過観察」との診断。
エコーの検査の時に技師の先生の顔がちょっとこわばったのを今でも覚えています。
多分、読影の先生の見落としね。
なんであの時もう一度他の病院へ行かなかったのか・・・
その直後に身内に不幸が有ったり、自分自身が風邪をこじらせ過ぎて死にかけたりその後すぐ離婚したりしていたので、それに関しては忘れていたわけではないけど、話しが遠くへ行ってしまっていたんですね・・・
その検査から2年経って、しこりが大きくなっている事に気付いて鏡の前に立った時はえくぼ症を発症するくらいになっていたもの。
全摘の可能性が高いと言われつつも、全摘に至らなかったのは単に運が良かっただけなのか?そうも考えました。
もう少し早ければ・・・
そうすれば傷ももう少し小さくて済んだかもしれないし、不安も軽減されていたかもしれない
今でもそれは心残りですが、済んでしまったことは仕方ない。
先生だって人間だからね。
そこで学んだ事。
自分の身は自分で守るしかない…ってコト。
何か変だ・・・何処かが違う。
そう感じたら、情は抜きにしてセカンドオピニオンを受けるべきだと。
つくづく感じました。
友人のなかには、最初に診てもらった先生に申し訳ないとか何とか言って悩んでる人がいたけど、どっちが大事かって事。
まずは身体を守る事が先決でしょ。
健康診断は大切だけど、それが全てでは無いから。
だから自分の身体には敏感になってほしいと思います。
あまりに考え過ぎてノイローゼの如くなってしまうのは問題だけどネ。
だからこそ、病院へ行くんですよ^^
乳がんは外科です。
よく婦人科へ行ってしまわれる方がいる様ですが、外科ですよ。
乳腺専門の外科が有る方がなお良いです。
…っていうか、乳腺専門外科へ行ってください。
癌って言うとみんな凄く怖がるけど、私は風邪の方が怖いです。
肺炎とか併発すると大人でも1日で命を落とす事だってありますからね。
今は良い薬も沢山開発されてきているから。
上手く付き合って行くしかないんでしょうね。
何時だか何処かで拝見したブログに有った一説がずっと心に残ってます。
「癌ですね。じゃぁ薬出しておきますね。…って言うくらい簡単に治る日が来ればいいのにね」
いつかはそう言う日も来ると・・・
私は信じてますよ♪