信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2016/11 丹沢ユーシン渓谷を往く(その2)

2016年11月18日 | 丹沢山系

こんにちは、信です。
季節は進んで立冬の末候、第五十七候 金盞香(きんせんか さく)になりました。
丹沢の秘境、ユーシン渓谷一人旅その2です。

ユーシンとはまたいったい何故そんな名前がついたのか?
その名の由来については諸説あるが、大正時代森林管理小屋の番人であった小宮兵太郎が「谷深くして、水勢勇まし」と
いう意味より湧津と名付けたという説がある。
5万分の1地形図(旧版)ではユウシンと記載され、昭和初期にはユウシン休泊所が設置されている。
1951年の三保村公史には、涌深と記載されている。(Wikipediaより)

記憶に新しいところでは1999年8月の、13名が死亡した水難事故もありました。
それはここからずっと下流の事故です。

さて新青崩隧道(あおざれずいどう)を抜けたあとの絶景。
落石シェッドからの展望。



高さは30~40mくらいの崖の上。

曇ってますが、素晴らしい渓谷美が広がっています。




こちらは青崩トンネル上部の崖。





この玄倉川は小田原に注ぐ、酒匂川に連なります。



こういうのを見ていると「曇りでも良いじゃん」と感じてしまいます。




ユーシン渓谷を織りなす美しい広葉の沢でした。





次は石崩隧道。




トンネルを抜けると、川は右に大きく迂回していました。







綺麗な清流です。




今日のお目当てがここにありました。

目の覚めるようなユーシンブルー。








光の具合によって

色の濃さや、色そのものが変化するようです。




ランドネ風。




ここは玄倉第二発電所。




停まっているのは、職員さんの車だと思います。



ここで一服。



手掘りのようなトンネルを抜けると



小さな滝がありました。



ありゃりゃガスが濃くなってきた。




下流側です。







これは晴れた陽の下で見たかった・・




4つ目のトンネル。








向こうからくるお姉さん。
今日お逢いした中で一二を争う綺麗な方でした。笑顔が素敵な方でした。
残念だなぁ・・せいぜい声を掛けるのは「今日は」ぐらい。



これも手掘りのような5つ目。




沿道にはダムの放流を知らせるサイレンの電源線。
それと一番奥にあるユーシンロッジ用の電線が敷設されています。




川の流れが速いのでしょう、石がみな丸くなっています。



何故か電柱には「熊№」



右側の崖の紅葉。



6つ目のトンネル。



ここを出ると




開けた河原に出ます。



7つ目のトンネル。



右側の急峻な沢。



8つ目のトンネルを潜ります。
トンネルはこれが最後。




トンネルを出てすぐにあと1.5kmの案内。



ランドネ風・・ではないか。



この木立の向こう側、綺麗なオレンジだったのですが・・再現出来ていません。







ここも少し開けた場所。




出ました。ここが雨山峠の分岐点。




これを上がると雨山峠です。
伊勢沢ノ頭に出る稜線に上がるようですが、荒れているようです。




急峻な砂防ダム。あとこちに見られました。



ここまで来ると道に落ち葉がびっしり。







ユーシンロッジへの橋が見えてきました。





長くなりました。一旦ここで切りましょう。
明日はユーシンロッジ周辺の紅葉をお送りします。

それでは皆さま、ご機嫌よう。





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