2023立秋 【回想】笠ヶ岳稜線を往く

こんにちは、信です。
季節は進み８月葉月は立秋の次候、第三十八候　寒蟬鳴（ひぐらし なく）になりました。

ネタが無いので回想シリーズを続けています。

台風７号が近畿を直撃しています。皆さん大丈夫でしょうか。
テレビニュースを見ていますが、大雨・強風被害が多発しているようです。

停電も発生しているようなので、かなり混乱しているものと思われます。
心からのお見舞いを申し上げます。これ以上の被害が出ないよう祈るばかりです。

さて今日の話題は前回回想の続きで、笠ヶ岳の抜戸側稜線です。

新穂高ロープウェイで上がり、展望台正面からの笠ヶ岳

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今日歩く場所は、右手の抜戸岳から秩父岩です

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抜戸岩を抜けたところからです


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左手は黒部五郎、その先に薬師岳、そして三俣蓮華、双六の稜線です

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右手は焼岳、乗鞍岳、御嶽山は霞んでいました

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笠ヶ岳も遠くなりました

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立ちはだかる抜戸岳

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正面に穂高岳

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AM 8:30 笠新道分岐を通過　



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東側から上がるガス

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抜戸ピークは巻きます　　　

ハイマツの海でした

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秩父岩手前の2792小ピーク

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岩間に咲く可憐なミヤマダイコンソウ
　　

ちょっとしたコル

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でも勢いで歩くと

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そのまま真っ逆さまに滑落します

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アオノツガザクラとチングルマ、ミネズオウ
　　

秩父岩からこの日のゴール、双六小屋が見えました

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双六ピークと三俣蓮華

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秘境 黒部乗越に立つ黒部五郎小舎

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３年前の秋（2020年10月）にここでテン泊しました。
素晴らしいロケーションの宿営地でした。

これから登り返す大ノマ岳

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ここで90°右折して下ります

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この先は行けません。崖です

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秩父岩を見ながら恐る恐る下ります

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実際はこんな感じ

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周りの景色が凄いのでビビリまくり。一つめの雪田です

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正面はヤリ！

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振り向き見上げる秩父岩

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ロープウェイ展望台からよく見える尖がり岩

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ロープを伝って下ります

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下った秩父平のお花畑。ハクサンイチゲやミヤマキンバイ
　　

ショウジョウバカマにミヤマキンバイ
　　

雪が溶けたばかりのようでした

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改めて見上げる秩父岩

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少し長い雪田を渡って

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いよいよこの日一番のヤマ、秩父沢本流の雪渓を渡ります

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花に励まされ、源流で顔を洗い清め
　　

ナムサン！とゆっくり、一歩一歩確実に渡り切りました

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笠ヶ岳山荘のスタッフに云われましたが、滑ったら1,000mは止まらないと云われました。
渡る人は覚悟して渡って下さい。


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あとはゆっくり大ノマ岳から弓折乗越を目指します


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長くなりました。力の入った笠ヶ岳稜線でした。


　撮影日：　2017年7月18日
　撮影場所：岐阜県高山市　笠ヶ岳


それでは皆様、ご機嫌よう。