信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2015/05 新緑美しいアプトの道を往く

2015年05月06日 | ハイキング
こんにちは、信です。
子供たちと遊んで疲れて、1日休んでGW最後は群馬へ。
信州との県境、峠のある横川のアプトの道を歩いてきました。
ここでも前に書いたような気がしましたが、初めて載せるようです。

さて新幹線で高崎まで移動。


高崎で信越線に乗り換えます。時間待ち約40分。。
  

駅前に岩が露出する山、御岳がデンと広がります。


    

このEF63型機関車は何に使っているんだろう。。
何と!体験運転が出来るようですね。>このリンクを参考にして下さい。


駅前にすぐ碓氷峠鉄道文化むらがあります。


こちらはアプトの道起点にある鎮魂碑。
昭和41年の複線電化でアプト式線路廃止に伴う、これまでの碓氷峠での事故犠牲者への慰霊の碑です。


初夏の日に輝くハルジオンが迎えてくれます。
  

すぐに上信越道が頭上に現れます。二日前に通ったばかりですが。。


烏帽子岩が見えます。


旧丸山変電所が見えてきました。


国の重要文化財ですね。トロッコ列車が通り過ぎます。
        

山藤、空木が綺麗でした。
  

しばらくして線路の下を通って反対側に出ます。


残念ですね、二年前の火災のため「峠の湯」は営業していません。
まだ営業再開の目途は立っていないようですね。
    

北原白秋の詩碑「碓氷の春」




第一トンネルに入りました。思ったより明るいですね。


出たところで裏妙義の奇岩が現れます。
第二トンネルは補修がされていました。
    
いかにもクマさんが出てきそうです。
でもうちのクマさんは今回出没せず。家の掃除を頑張ってます。
でも鈴をつけて歩いているのは私ぐらい。たまたま先日、燕岳の土産で買ったのを付けてきました。


坂本ダムの碓氷湖が見えてきました。新緑が眩しいほど綺麗でした。
    

第三トンネル、すぐ次のトンネルが見えています。


やはり風化で崩れている個所もあります。
        

第五トンネルです。


これを抜けると「めがね橋」です。一気に風景が広がります。
これも既に廃線となった、信越本線跡が見えます。ガイドのボランティアの方がいらっしゃいました。
      

六号トンネルは長いです。また途中で右に左に曲がっています。


トンネルを抜けると、今度は緑のトンネル。
    

第七号トンネル、橋梁が続きます。


      

そして第9号。


空木、躑躅が綺麗でした。
      

そして最後の第10号トンネル。


これを抜けると熊ノ平駅。悲しい物語があります。
      

駅舎跡地です。


あの「紅葉」は、この近辺の美しい紅葉を詠ったものなんですね。
  

ここでも山藤。


待機線、突っ込み線など、4つトンネルがありました。
高度成長時代を支えた歴史の語り部です。
  

躑躅と新緑のコントラストが綺麗です。


さてめがね橋に戻って、その壮麗な橋梁を下から見上げます。
    

実に美しい。


          

ここでゆっくりお昼を食べました。


帰りしな碓井湖もゆっくり散策。
      

切通の石垣も時代を感じます。明治時代に積まれたものでしょう。




またトロッコ列車。子供たちが歓声を上げていました。


路傍の花を楽しみながら丸山変電所まで戻ってきました。
      

タンポポと紋白蝶。


  

御岳です。


駅の近くの碓氷関所跡をご訪問。ガイドの方が親切に教えて頂きました。
「入り鉄砲に出女」を厳しく取り締まる関所。実際の通行手形も保管されています。
        

かつてはここに門があったんですね。


横川駅に戻りました。
    

美しい新緑と、江戸、明治、大正、昭和と駆け巡る歴史のロマンを、その息遣いさえ残る道。
花も多く楽しませて頂きました。本日の歩数 24,930。
今度はまた秋に歩こうと思います。
おしまい。


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