
こんにちは。
埼玉にも素晴らしい渓谷美と、そこに織りなす紅葉の絶景がありました。
前回は中津峡から、彩の国ふれあいの森、森林科学館までの道のりを書きましたが、今回はその帰り道で三峰神社への寄り道を
レポートします。
見どころはこちらのページが分かりやすいと思います。
秩父観光なび
まずは前回の続き、中津峡の紅葉から。

こちらは持桶トンネルの手前付近。

ちょっと暗くなりましたが、素晴らしい渓谷美ですね。


そしてこのトンネルを過ぎると。。


持桶女郎もみじです。

とある人のブログでは
「どうやら艶やかな男女がこの地に突如現れ、2人の姿が2本のモミジに似ていた」
ことからこの名がついた。ということなのですが、もっと意味深い謂れがありそうな気がします。



またこまどり荘の方のお話では・・
かつて中津峡には48の瀬があり、48の丸木橋がかかっていた。そんな昔の秋のある日、もみじが盛りを迎えた持桶に、山奥には
見られないあでやかな男女がなぜか突然現れた。
二人は紅葉の美しさと手持ちの酒に酔いしれ、たわむれに舞い踊った。
二人がどこから来たのか、どこに帰ったのか、見た村人はおらず、いつとはなく姿を消していた。
そこにある日本のもみじの紅葉が二人のあでやかな姿に似ているので、人々は「女郎もみじ」と呼ぶようになった。
紅葉は300年余を経ているという。 ・・ということです。
いずれにしても、ここが中津峡、最大の見せ場のようですね。



まだまだ見せ場は沢山あります。





素晴らしい渓谷が広がっています。


滝沢ダム湖に戻ってきました。



ここも昇仙峡の覚円峰を思わせる絶景でした。

さてここから三峰神社に向かいますが、どうも秩父往還が工事中で通れず、滝沢ループ橋の下まで廻る大う回路になっていました。
工事期間等、不明ですが普段の倍近く時間がかかりますのでご注意下さい。
それでも15時前に駐車場に入れました。もっと早かったら満車で入れなかったかも。。



ちょっと雲が多い雲取山。

こちらは甲武信ヶ岳だと思います。

雲取山への案内板。まだ登山者の車がありますね。
妙法ヶ岳、霧藻ヶ峰、雲取山へと続く稜線ですね。チャンスがあれば挑戦したいですね。





そんな山々への未練を残しながら

立派な鳥居を潜ります。
そもそもここは山の中の修験者のお寺だったようです。なるほどこんな山の奥に・・
戸隠神社を彷彿させる雰囲気がありますね。
明治維新の神仏分離令により、神社として残ったとの記録があるようです。


境内の大楓。良い色に染まっています。

山門が見えてきました。

気のせいか狛犬も気品がありますね。

山門を潜ると、大きな二本の杉の木。根元は繋がっていました。




アララ、行列になっていますね。




珍しい青銅の鳥居です。

手の込んだ手水舎、芸術品です。

参道脇の杉の大木、これもご神木になっています。
触れるには行列に並ぶ必要があります。そして神楽殿。




勇壮な社殿です。

何故か築地の方の寄贈が目立ちます。
三峰講の商売繁盛のご利益のお蔭ですね。



こちらは拝殿のすぐ横の竜の顔。
水を含むと浮き出るようです。昔の人はこういういたずらが好きですよね。
手間を惜しまず、でもしっかりその手間が表に、しかもさりげなく・・素晴らしい仕事ですね。





本殿も撮っちゃいました。

この人は何を祈っているのでしょうか・・時々理解の外に行ってしまいます。
旧本殿で子どもに祈りを捧げるご夫婦、たまたまでしょうが微笑ましい絵でした。


ここには幾多の神々が祭られています。こちらはお伊勢さま。
この右からずらーっと並んでいます。写真は撮りませんでしたが、日本一周出来ますね。

大楓の元に戻り、日本武尊の像にご挨拶。デカイ右手が印象に残ります。
躑躅が一輪咲いてました。




往く秋を見詰めながら秩父を歩く。。

たまにはそんな休日も良いのでは・・



なんちゃって・・熊谷ではしっかり餃子の満州、プレモルで乾杯!
おひとり様¥2,000ですっかり腹いっぱいで酔えます。
秋の新作「塩麻婆豆腐」はイマイチでした。
良い休日を過ごせました。
今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
おしまい。
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