ゲイバー

渡豪する前のことなのでかれこれ８年前になりますが、当時勤めていた会社の常務に「社会経験だから」と言われて新宿歌舞伎町のゲイバーに連れて行ってもらったことがあります。

私にとっては初体験だったわけですが、友人らの間では終電がなくなるとゲイバーに行くっていうのがちょっと流行ってまして話はいろいろと聞いていたのでとても興味がありました。
とはいえあぁいうところはいくらかかるかわからないし未知の世界なわけで、誰かに連れていってもらわないと中々行けないところでもあります
なのでこの時の常務のお誘いはとても嬉しく非常～に、楽しみだったわけです


え～っと、ちなみになぜ当時ゲイバーが流行っていたかというと、
当時朝までＡＬＬで遊ぶというとカラオケが主流で、カラオケ以外の変わった遊びに飢えていたのと、かといってクラブとかバーとか見ず知らずの男に薬もられられてお持ち帰りというか変なことされたとかって話もよく聞いたので、女に興味がないゲイの店なら友達感覚でなおかつ始発まで安全に過ごせて、未知の世界も体験できちゃうみたいなことで私の女友達の行ってきたーという話はちょいちょい聞きました
オナベバーは基本的にホストクラブと一緒なので貢げるくらい甲斐性ないと無理ですしね－。
女の子がキャバクラやホステスさんがいるクラブってのもおかしい(;-_-

というわけでゲイバー

ゲイバーってきらびやかな衣装とか来て踊ったりするショーとかもあってアミューズメント要素もあるんですよほとんど男性ですが


さてさて、こういうわけで前々から行ってみたかったゲイバーに常務と行きました

ニューハーフバーではないので、全員が女性の様相というわけではなく、普通に見た目は男性というスタッフさんも何人かいました。


飲み始め少しするとショーが始まり、一気に虜に

だって本当に素敵なんですもん
見た目も普通の女の人より綺麗で艶やかで、ダンスのレベルもプロ並いやプロなんですけど

ショーが終わり舞子さん（ショーに出演していた人たち）がお客さんのところに戻ってきてお喋りTime～＼(^O^)／

いや～本当に面白い
自分たちが異性ではなく同性を好きであることを隠すことなく堂々と公言し（ゲイバーなんだから当たり前だけど）自分の人生に誇りを持っているその生きざまというか、なんか尊敬してしまいました
たぶんここに至るまでの道程は、とてもとても大変で苦しみも多かったことでしょう

私のテーブルについたお姉さん(?)はリサさんとかなんとかという名前で、身長185のスタイル抜群スーパーモデル並の美しさ
同じ人間とは思えないしかも元男に完敗
感動と同時に女として生まれた自分と比べて、容姿と体型はもちろん女としての努力を怠っている自分の腑甲斐なさに落胆

まぁそんなことをいろいろと１時間ほど話していると、リサさんは突然こんなことを言いました


「バタ子ちゃん、あなた私と付き合ってみない私あなたのこと気に入っちゃった女の子なのにそのサバサバしたところがたまらない」

「えいや、だって男性にしか興味ないんじゃ」

「私アブノーマルなの両方ＯＫタマはとっちゃったからないけどサオは残ってるから子供できないし彼氏と彼女１人で一度にＧＥＴできるわよ～」


「両刀ですかその辺の女の子より綺麗なのにってか、いや～子どもは欲しいな人として」

「子どもは別の男に作ってもらえばいいじゃないその後は女友達として私バタちゃんの子供だったら自分の子供として可愛がれるわ」

「子供のお父さんはどないに？」

「男は種つけだけでしょ！なんなら私が気に入れば３人で」


ひ～マジか
つ－か話が・・・リアルすぎるぞ


ゲイバーが安全って誰が言ったんだよ～
両刀使いなんて微妙すぎる～

さすがにゲイバーで両刀使いは想定外でした
しかも気に入られるなんて

WELCOME New WORLD

みたいな
私ど－する
リサさんは本当に綺麗でお友達にはなりたかったけど、やっぱりNew WORLDには踏み込めませんでしたので、その後ず－っと口説かれどうしでしたが丁重にお断りいたしました


自分より綺麗なお姉さんに口説かれる異様な図

なんだかな～
いろんな意味でと－っても貴重な経験をしました
最後に記念撮影をしました。

翌日常務には散々冷やかされ（？）ました。。
←どー考えてもおかしいだろと心の中でツッコミｗ

リサさん、今はど－してるでしょうか
素敵な彼氏か彼女、もしくはその両方と幸せでいてくれたらと思います



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