今日はたまたま同僚とタイの話になったので、タイでのことを少々。
もう10年近く前のことになりますが、マングローブの研究をしている大学の恩師に連れられて、後輩たちとタイに行ったことがあります。
タイは本当にミラクルな国です。
熱帯独特の気候と空気に活気溢れる人々の息づかいを感じ、日本とは違う仏教文化に触れ、日本でもお馴染みのタイ料理に舌鼓をうち、とても感動したものです。
それとは別にいろいろな経験もしました。
例えば日本では天然記念物になっているカブトガニの丸焼き料理(^。^;)
これは店頭で自分の選んだカブトガニを料理してくれるのですが、(日本では)天然記念物というコヤツラの肩書きがどうにも気になって罪悪感と共にいただきました(-。-;)ちなみにあんまり美味しくなかったです。天然記念物なのに。。。特にコイツらの卵が( ̄△ ̄)
あとは、緑色の服を着た『street boy』を何人か目撃ヽ(^0^)ノ
よくわからんのですが、タイでは緑色の服を着て通りに立っている男は大体ゲイで男からのナンパ待ちだそうなwwピアスよりわかりやすくてよろす(ノ^^)ノ
あと王立植物園に行った時は、でーっかいドリアンの木になっている果物の王様のドリアンを眺めながら、タイ国内では年に何人かは、ドリアンが頭に直撃して死人がでる!という話を聞き、そんなにピンポイントで運が悪い人がそんなにいるんだー(-。-;)と思ってしまったり。
ヤモリとムカデが巨大だな~、とか、
地下足袋履いてマングローブのジャングル歩いているときに、
先生が、昔調査が終わって地下足袋脱いだら、脚にめちゃめちゃヒルがついてたとか言うもんで、慌てて地下足袋の下にスーパーのビニール袋履いてみたり(笑)川に入る前に言って欲しかったけどww
そんなタイの旅の中で、どーしても腑に落ちないことが1つ。
バスで移動中の時のこと。
窓の外を見ると一頭の象が何やら切り倒された木材を鼻で持ち上げたりしている姿がありました。
動物園以外で象を見ることなんて初めてだった私と何人かの学生達は、
「すごーい!野生の象だー(*^O^*)」
なんて大騒ぎ。
ところが、引率の女性の先生がこんことを言いました。
「あれは野生の象じゃないわよ。」
「こんなところまで出稼ぎなんて、今のご時世象もいろいろと大変ね~。」
って。
は? (・∀・)?
意味がわからない( ̄△ ̄)
象が野生の象ではないのは理解できたが。
「象を飼っている人が、ここまで出稼ぎに来ている、という意味ですか?」
と聞くと、
「違うわよ。象が出稼ぎに来てるのよ!私が学生の頃はほとんどいなかったのに、ここ数年出稼ぎの象が随分増えたわ~( -.-)」
えっ??出稼ぎの象?
「え、象が自分の意思で出稼ぎに来てるんですかσ(^_^;?そんなわけないですよね(^。^;)」
「いや、そうよ!だから出稼ぎの象の話をしてるのよ!」
(^^;)
ますます意味わからず。。
「いやいやいや、象が自分の意思で出稼ぎなんてするわけないじゃないですか(^。^;)さっきの象を飼ってる人が出稼ぎにきてるんですよね!?」
「何言ってるの?象だって働かないと食べていけないでしょ!」
?
「○○先生~、昔は出稼ぎの象少なかったですよね~?」
○○先生「そうだなぁ~、昔は象も出稼ぎなんてしなくてもいい時代だったからな~」
・・・・
その後10分ほど私や何人かの学生でしつこく聞きましたが話噛み合わず(-。-;)
な~ぜ~~?
とにかく全く話が噛み合わず。。
というわけでネットで調べてみました。
わからないことはすぐにわかる!便利な時代になりましたね(^^)/
http://www.yomiuri.co.jp/zoomup/zo_090421_01.htm
象を神と崇める国民が象と共に生きるためにとらざるえなかったとはいえ、悲しい現実ですね。
まぁ結局は人間がそうさせているですけど、人間の下で生まれ育った象はもう野生では生きていけないということでしょうか。
人気ブログランキングへ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます