日本でも空巣の話はよく聞きますが、今のところ日本で自分の家に泥棒が入ったことはありません(^^;
オーストラリアのケアンズにいた頃は本当にどうしてそんなに入るんだ、という位まぁ頻繁に泥棒の話を聞きました。
思うにケアンズという亜熱帯の開放的な風土と家の作り、日本で言うところの生活保護(?まぁ助成金みたいなものですな)を受けている先住民アボリジニーが多いこともあるかもしれません。 あ、ちなみに決してアボリジニーを差別的に見ているわけではないので。
泥棒とか強盗とか、割合としてアボリジニーが犯人の場合が多い、という事実から話してます。
あとケアンズの泥棒の話としては、米からレトルト食品・野菜・お菓子、冷蔵庫の中身までも全て盗まれた、なんて話、よく聞きました(^^;
おいおい戦時中かよ、みたいな。。
実は私もケアンズで泥棒に入られたことがあります。
その当時住んでいたシェアハウスには男女10人くらい住んでいまして、国籍も日本人、コリアン、オージーってな感じ。
ある日、全員ではないんですが、みんなでBBQに出かけた時のことです。
そろそろお開きにするか、って時に、シェアメイトの1人でコリアンのルイス(本当はパクっていうんだけど、韓国人とか中国人ってみんなEnglishネームを名乗るよ^^;)からTELがかかってきました。
その日ルイスは仕事でBBQには来れなかったんですが、仕事終わって帰ってきたら家の中が散らかってる、とのこと。
慌ててみんなで帰宅すると、本当にひどい惨状に。。
個室に鍵なんてついていないおんぼろシェアハウスだったので、殆ど全ての部屋がやられてました(´ω`)
自分の部屋へいくと、ルームシェアで日本人の女の子3人部屋だったのですが、3人の荷物がどれが誰のかわからないくらい床に散らかっていました。
“放心状態”とはこういうことか、というくらい頭が真っ白で立ちすくみました。
「ひどい・・・(/_\;)(涙)」
といってルームメイトが突然泣き崩れるまで、私の中の時間が止まっていました。
みんながパニックでした。
でもこんな時、韓国人のルイスはとても冷静でした。
1部屋1部屋回って紙を渡し、とにかく何がなくなっているか書き出すように指示し、警察に電話をかけたり、この時唯一まともに思考回路が働いていたのがルイスでした。
いや~頼りになりましたよ(*´∀`*)
それに比べて日本人の男どもはあたふたとして大騒ぎしたり泣きだしたりなんとも無様でした(´ω`)
で、散らかった荷物を整理したところ、家に置いてあった電子辞書やらPC、ウォークマン、DVDプレイヤー、デジカメといった電子機器系が全てと、日本人の男の子Dの財布、あと日本人2人分のパスポート、オージーの子の現金(AURドル)、日本人の女の子の帰国用航空運賃6万円(日本円)などがなくなっていました。
私も現金とパスポートはなんとか隠してあったので無事だったものの、ウォークマンとデジカメ、電子辞書がやられててかなり凹みました。
連絡を受けて急いで家に戻ったのが23時位。
警察に電話したのがそのすぐ後位。
しかしなかなか警察が来ないもんで、あらかた片付いてきてふと気がつくとうちらの部屋に見知らぬリュックが1つ。
全員に聞いてまわると、日本人の男の子Mのものと判明。
しかしなぜ女の子の部屋に?!
中身はパンパンで何かが詰まっていました。
そこでOPEN!!
中にはなんとお宝・・・ではなく盗まれたと思っていたみんなの電子機器などなどがぎっしりw(°O°)w
ということは、泥棒は6部屋を荒らすだけ荒らして、ちょうどあったMのリュックに詰めるだけ詰めた後、その肝心のリュックを忘れて行ったことになりませんか???
ちょ~謎です。
結局私自身は被害なし。
最終的に盗まれた物はDの財布とDとMの日本人のパスポート、オージーのレオンのデジカメと現金数十ドル、ホスティ(船に乗ってダイビングに来た客の接待を無給でする代わりにダイビングをただでさせてもらえる、というシステムらしい)で不在だった日本人女の子の日本円だけでした。
要するに、ポケットに入るようなものだけ盗まれたわけです。
まぁ被害は大きくないにしろ、個人的には甚大ですわ。
とはいえ、盗もうと思ったリュック、なんで忘れてっちゃったんでしょうかね?
まぁこんな泥棒体験だったわけですが、実は続きがありまして、
結局警察が来たのが夜中の2時すぎ(←嫌がらせかよって)その上、そのシェアハウスは土足厳禁にしてたんですが、靴脱げって行ってんのに警察に命令すんな、とか言っちゃって、スコールでぬかるんで泥がめっちゃついた靴で家んなか歩き回られ、床が泥だらけになってしまいました(-ロ-;)
それどころか、わざとか、ってくらい外と中を行ったり来たり(`∀´#)
警察のせいでどろどろになってしまった床をみんなで掃除しはじめた時、あることに気がついたんです!
そういや、泥棒が入ったわりに、泥棒の靴跡や泥がないってこと。
靴を脱ぐ習慣のないオーストラリアで、わざわざ泥棒に入った先で靴を脱ぐ!?
そして得物を忘れる(^^;
変な泥棒でした。
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