信二の1日のできごと

惰性で生きることに抗いながら、結局、惰性で生きている人間の煩悩日記

ゴミを見て思ったこと。

2011年05月06日 13時15分05秒 | 日記
営業中、信号待ちでふと横に目をやるとゴミの不法投棄現場なのか、路上生活者の家なのか分からない光景があった。
私の判断、路上生活者の家に周囲がゴミの不法投棄をしているのかなと思えた。隣の羽田くんは「なんか酷いな、個人の問題なのか社会が悪いのか…」と言った。
どっちなんだろうかと思い、写真を撮った。

3年前マンション管理組合の理事長をしたいた時、ゴミ屋敷となった放置住戸の処理を行った。様々な人から情報を収集し法律事務所へも行き大変だったが、解決できた。
そのとき思ったのは当事者に「悪気」はない、というより「何も感じていない」ということ。私には全く理解できなかったが育つ環境や生きている環境がそうさせてしまうのだろうか。
周囲はここで火災が起きたらとんでもないことになるし、夏場は悪臭も酷いと言うのは至極当然のこと。
根本的に「ズレ」のあることを解決することは難しい。そういった場合、法の強制力でどちらかが裁かれることになる。法治主義上それでいいのかもしれないがこれからの世の中は再度まず「倫理観」や「道徳観」を共有し皆が生きることを臨みたいと思った。
まだ読んでいない、サンデル教授の本が読みたくなった。
コメント
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