◆2457 オーストラリアGBRダイビング 2010/11/02(火)~2010/11/08(月)
2010/11/02(火): 夕方六時成田で仲間と合流、今回のダイビングツアーは8名(男6名、女2名)皆で食事を摂り歓談、夜9:30豪州ケアンズに向け離陸、機中ほとんど眠れなかった。
2010/11/03(水): 現地時間4:30日本時間3 30機中での朝食をとり、5:40過ぎケアンズ空港到着し長い1日が始まった。空港から迎車でホテルに向かいチェックインまでの時間荷物を預け半日ケアンズ市内観光に全員出掛けた。マイクロバスで5箇所回って70ドル、最初はオーストラリア特有の動物の居る動物園、コアラはもとより爬虫類のワニ、蛇の多さに圧倒された、二番目はオーストラリアでゴミ一つ落ちてない一番綺麗な浜辺、法律で椰子の木の高さ以上に建物を建てる事の禁止条例、更には防風林の伐採禁止の条例により木を利用せざる得ない建物等見学し、次にバンジージャンプ場へ、同行した4人連れの家族の父親が果敢に挑みジャンプしたのは感動的であったが高いお金を払ってまでやるかは其々の価値観、それでもビジネスとして定着しているのだからすごい事である。四番目は熱帯植物園へ、日本ではめったにお目にかかれない植物を鑑賞した。最後はDFSで散会したがトラベラーズチェックの利用価値がないご当地でこのツアー代全員分をTCで支払仲間から70$ずつ回収できたはラッキーであった。その後、全員で昼食をとりそれぞれ買いものへ、道に迷いながらも同行のKさんと買い物して2Kmの道を歩いてホテルに戻った。夕食は添乗員が薦めたエビが美味いと触れ込みのホテル一階のレストランで全員で食したが大したことはなかった。前日ほとんど眠れなかったので9時半頃に就寝。
2010/11/04(木): 迎えの車でケアンズ空港へ、軽飛行機専用滑走路よりあっという間に離陸、搭乗前にすべての手荷物や、乗る人の体重等全て計るのも頷けるほど小さな12人乗りのセスナ機、高度500mのGBR上を一時間程度北に向かいフライトして小さな無人島へ着陸、そこから歩いて浜辺、そしてゴムボートに乗りSpirit of Freedom号に乗船、28人乗り120feetのダイブ専用クルーズ船、今まで二回他のクルーズ船に乗船したがこのSOFが全てに於て充実している。船での施設や規則、スタッフの紹介等受け小休憩した後一本目のチェックダイブをした。二本目も同じポイントであったがさすがにGBR、西太平洋ではお目にかかれないサンゴが続々出現し興奮した。夕食時のみ毎日スタッフが統一したユニフォームを着用してテーブルまで食事を運んでくれてさらにワインを一杯サービスしてくれる。因みにダイブエントリー時フィンを履かせてくれマスクのクモリ止めまでしてくれる徹底したサービスには度肝を抜かれた。明日が早いので夜9時半に就寝したが船が外洋航海のためエンジン音と上下左右に大きく揺れる状況では余り眠れなかったような感じがした。
2010/11/05(金): 朝六時起床、食事前の一本目は波も高く、流れも早いのでカーレントダイブとなったがゴムボートに乗り移る時が大変であった。朝食後の二本目も同じポイントだったが流れも収まりサメの餌付けショウを堪能した。岩の踊り場を囲むような自然の観覧席でマグロの頭四個に数十頭のサメが食らい付く様は迫力満点、更におこぼれ頂戴に預かる大小の魚の群れは昨年パラオのブルーコーナーを遥かにしのぐものであった。その後二本潜り、五本目はナイトダイブ、サンゴのポリプが開いていることを期待して潜ったがほとんどのサンゴが開いておらずガッカリした。船は少し移動し本日は当地に錨を下ろし停泊、9時半頃に就寝した。
2010/11/06(土): 食事前の一本目、行きはリーフ沿いに流れに乗り楽だったが帰路はまともな強逆流に遭遇、四苦八苦しながら何とか船まで辿り着いたが、Mさんは外人イントラに手を引いてもらっていた。この一本目で全精力を使い果たした感じがした。二本目は全く流れがないポイントだった。三本、四本目共に各種サンゴを鑑賞する事が出来た。夕食後、六時半頃には船は次のポイントへ向け走り始め一中夜外海走行のため二日前と同じ猛烈な揺れが襲い皆さん早目に就寝した。
2010/11/07(日): 朝7時ダイブ開始、Stevs Bommieと言うポイントで二本潜り全ダイブ終了、合計13本となった。午後は翌日飛行機に乗る関係でシュノーケルに切り替え20分ほど浅瀬のサンゴの写真を撮ったが波が高く撮るのに苦労したし海水も結構飲んでしまった。終了後器材の乾かしが大変であった。雨が突然降りだし止む得ず自室に持ち込んだが乾くかどうか心配であった、何せ1kg超過する事ごとにA$20の超過料金が取られしまう、たっぷり海水を吸い込んだ器材とウェットスーツは仲間皆乾かすのに苦労していた。乾期に入っているGBRで晴れたのは1日だけ後は雲で今日の午後は雨、やはり異常気象の影響があるのかも知れない。船での最後の夕食はオージビーフとカンガール肉が出されたが余り肉が好きでない小生にとってはどちらも食は進まなかった。食後は精算、Nさんに日本円15000分換金してあげたので自分の精算時には手持ちA$は全て無くなっていた。またTCを換金せざる得ない羽目になってしまった。最後の晩は皆でビール等飲みながら歓談して9:30過ぎに就寝、私を含めて年のせいか皆飲まなくなったと思う。
2010/11/08(月): 大分慣れてきたのかエンジン音と船の揺れは気にならない程昨晩はよく眠れた。6:00前に起床、既に昨日の内に荷造りしているので気が楽である。荷物はスタッフが運んでくれるので我々は食堂で早めの朝食を食べた。お別れセレモニー、元気の良いDaynaがこのクルージングを仕切っているのだろう必ず前面に出てきた能弁をふるう。お世話になったスタッフの紹介、記念撮影など行いクルージングスタッフ全員の見送る中をマイクロバスでSeebell Hotelへ向かいフロントで荷物を預かってもらい、空港向けのピックアップバス時間までの1時間強、早朝のケアンズ市内散策へHさん、Iさん三人でホテルを出るや否やIさんがスーツをマイクロバスに置き忘れた大慌て、連絡場所も分からずHさんのアイデアでクルージングショップをあちこち探し回り執念で見つけバスを運転していたスタッフと連絡が取れ店にスーツを届けてもらった。お蔭で市内散策は堪能できたがIさんは気が気でなかったと思う。スーツが戻り近くのコーヒショップの一杯がとても美味しかった。定刻通り迎えのバスに乗り空港へ、一番心配した器材が20.5kgで少々オーバーは見逃してくれた。チェックイン、出国に随分時間を取られてゲートインは30分程、TCで大慌てで買い物を済ませた。
旅の帰りはいつも思うのだが行く時より時間が経つのが早く感じる。約7時間のフライトもあっという間に成田に到着と言った感じで目的を終えた帰りはむなしさが残る。空港で皆と別れ、一人成田EXPで自宅に戻る。時に夜10時前であった。