3493 14回目のサイパンダイビング 2013/12/09(月)~2013/12/12(木)
目的:自分でも驚く程、行きも行ったり14回目のサイパンダイビング、最初の6回目までは単に透明度が抜群なのでそれに惹かれてのが第一の理由、第二の理由はサンゴ生態研究でのフィールド観察が今回も含めて8回と多くなった。相変わらず海の透明度は抜群であったが冬場のサイパンでも水中温度が29~30℃と高く、数年観察しているサンゴは茶褐色で一部表面が白化している等、サンゴの生育状態は宜しくない。世界的な地球温暖化現象が影響しているのだろうと推測している。2005年からサイパンへ行っているが当時の水中温度は冬場で27~28℃とサンゴにとっては快適な生育環境であった。先行研究では28℃を超えるとサンゴは弱ると報告されている。今後も観察は続けて行きたいが日本の沖縄のサンゴもフィールド観察しているので比較検討して見守って行きたい。
旅行記:三泊四日と短い滞在であったが今回は過去利用したデルタ航空のマイレージ利用と宿泊はネット“楽天トラベル”で見つけた日本人経営の“ひまわり”シングルで往復の送迎込みで195$と極めて安かった事と部屋が広々として快適であったこと、更に滞在型ホテルで電子レンジなどが有りホテル一階には大きな直営スーパーがあり生鮮食料品、飲み物等豊富に有り、飽きたら隣に直営の日本レストランで食事が出来るしかも廉価な料金であった。食事時や買い物客で一階は人の出入りが激しく地元でも重宝がられているようである・・・次回からここに決める事にした。サイパンは冬でも気温は30℃前後と高く帽子は必須、忘れてきたため買う羽目に。$の持参、少し甘く見積もり、足らなくなってしまい現地で初めて持参したcitybankのクレジットcardでATMから引き出せた。これも今回新しい発見であった。操作はやや面倒であったが最初に日本語、英語操作を選択できるので便利であった。毎回お世話になっているダイブショップのHさんが目にばい菌が入り16時間の手術を日本で行い失明は逃れたもののダイビングの継続は不可となり現在日本で暮していると言うが殊更ダイビングが生きがいのHさんの心境を思うと悲しくなる、色々な面で大変お世話になった方なので他の生きがいを見出して貰いたい。初日の三本目のダイビングはビーチダイブ、ここで今までに無い大失態を演じてしまった。浅瀬の沖合100m以上歩きそこからロープ伝いに入水するのであるが腰に巻くウエイトを浜に忘れてインストラクターのウエイトを借用してダイブ、インストラクター何と水底の石をBCDのポケットに入れて潜っていたのには驚いた。一人旅は馴れているが流石食事時は一人では寂しい。但しダイビングのランチは皆と一緒なので特にディナー時家族や友人達と語らって食事している光景を見るとひとり侘しく食事を摂りながら酒を飲んでるのは傍から見ても異様に思えるのだろうか、早々に部屋に引き篭もりNHKの海外番組を観て就寝していた。三日目のディナーは恒例で清算を兼ねショップのインストラクターと食事が出来るのでこの時は楽しい。復路だけ有料で席幅が10cm程広くなるエキストラエコノミーなるものに便乗したが中々ゆったりして良いものであった。