<「氷室神社」しだれ桜>
もう散りかけていると思ったのですが・・・今朝(4/1)からは「花冷え」なのか・・・北風が吹いて、小雨もパラつく天気です。
この寒さなら、散りたくても散られないのでは・・・。そんな期待をして出かけました。
というわけで、今日、『遍照院』に続いて2箇所目の桜巡りです。
奈良県庁の東側、奈良国立博物館前にある『氷室神社』に来ました。
この神社、桜の時期以外はあまり目立たないのですが、推定樹齢400年の枝垂桜が、人々を惹きつけています。
満開です。平日だというのに人出が多くて・・・人影がカメラの中に入ってしまいます。
この「氷室神社」、平城京の昔から氷の神を祀っていて、5月に鯉と鯛を封じ込めた高さ1メートルほどの氷柱が神前に供えられるお祭りがあることで有名です。
撮っている最中に、雨がポッポッ・・・。早々に退散です。ここ連日、最悪での撮影行脚です。

▲さすが、400歳です。見事です。

▲着いたときは、まだ遠くには青空が見えていたのに・・・。

▲枝垂桜に負けじと、モクレンも満開で競ってますが・・・。


<「傳香寺」の『武士椿(もののふつばき)』>
小雨が降り出してきたため、帰宅しようと思ったのですが・・・近くの「傳香寺」の『武士椿(もののふつばき)』を見たくて・・・立ち寄りました。
このお寺は、戦国武将・筒井順慶の菩提所です。
この椿は、色まだ盛んなときに、桜の花びらの如く散る椿で、その潔さが若くして没した順慶になぞらえて「武士椿」と名づけられたと言われています。
普通の「椿」は、首からポトリと落ちるのですが、この「もののふ椿」は、花びら1枚1枚がヒラヒラと落ちるのです。山茶花の花と同じです。珍しいのです。
私は、てっきり、「武士は首からポトリと落ちることは縁起悪いため」とばかり思っていたのですが・・・。
「奈良三名椿」のひとつです。
住職が不在のため、裏手には行けず、手前の庭だけです。
既に、散り始めです。
緑の苔に、花びらが散っています。なかなか綺麗です。

▲本堂の手前には「4代目」の『武士椿』。奥に見えるのが「3代目」です。

▲苔と散り椿・・・綺麗です。
ますます雨が、降り始めました。ここも退散です。
もう終わりでしょうね。
近くにいながら傅香寺の椿は見たことないのですよ~
でも、ホンマに雨には驚きました。
寒かったですしねぇ・・・涙。
武士椿は、日曜日に奈良へ用事で出るので見に行こうと思っていますけど、時間があるかどうか???
枝垂桜・・・・青森にも在るのですが、遍照院・氷室神社のように立派で美しいサクラ、なかなか目にできないと思ってます。 そして武士椿(もののふつばき)は、「花びら1枚1枚がヒラヒラと落ちる」とか、珍しいツバキですネ。