スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

石光寺の芍薬

2010-05-13 15:32:38 | 出来事

関西花の寺第20番の「石光寺(せっこうじ)」を訪ねました。
創建は白鳳年間(673~685年)と古く、開山は山岳仏教の祖・役小角(えんのおづぬ)。

創建の根拠となる絵巻は「當麻曼荼羅縁起絵巻」。
この絵巻の中に描かれている光を発する霊石に弥勒菩薩を刻んで堂宇を建立する様子が、弥勒堂建て替えの折に「石造弥勒像」が発見され、絵巻と同一のものと確認されている。

すでに、500種5,000株の牡丹(ボタン)は終わり、芍薬(シャクヤク)が満開です。

去年より2日遅れの訪問です。 <昨年の石光寺の芍薬>

色鮮やかなアメリカシャクヤクや西洋石楠花が迎えてくれました。


















奈良県葛城市染野387
慈雲山 石光寺 
0745-48-2031



涼しさに戸惑う花たち

2010-05-12 21:21:15 | 出来事


今日は、涼しい。というか、少し寒いくらい。
一昨日からの雨で、今までの暑さがストップ。昨日も涼しかった。
長い間、咽喉の痛みに苦しめられてきて治ったと思ったが、どうも今朝からちょっと・・・おかしい。
再発したようだ。

これから咲こうとしている花も・・・・戸惑っているようだ。


▲「紫蘭(シラン)」と「アグロステンマ」。70cmほどの高さで風に揺られています。


▲藪手毬(ヤブデマリ)。別名、ビバーナム。金雀枝(エニシダ)。鉢植えにしています。


▲山法師(ヤマボウシ)。今年は「くノ一」の出現はなさそうです。隣の斑入りのヤマボウシは、白い総苞片が出てきません。鉢植えでは、ダメなのでしょうか?   今秋には地植えにしてやらねば・・・と思っております。


花庭訪問・・・オープンガーデンはツツジ満開

2010-05-11 21:16:43 | 出来事

去年も訪ねた個人宅の庭を開放されている「鹿華苑」。
30アールの庭には、花木や山野草が植えられている。

ちょうど、ツツジとクリンソウが満開! 
ところが、昨年見頃であった「藤の花」と「カザグルマ」は、休花中。ちょっと残念だった。
来年に期待しよう。

<去年の苑の様子>


▲個人宅の庭を開放されています。ちょうどツツジが満開です。


▲去年は見事だった藤の花は、まだ蕾。クリンソウは見頃です。






▲石楠花もクリンソウも満開です。


▲上:芝桜とツツジのいろいろ。下:イカリソウ、オダマキ、ミズバショウ、リキュウバイ。

『鹿華苑』
奈良県桜井市鹿路377
管理者・奥田忠良さん  0744-49-0026


 

ヒラドツツジ満開の長岳寺

2010-05-09 11:41:11 | 出来事

関西花の寺第19番の「長岳寺」のヒラドツツジとカキツバタが見頃を迎えています。

この長岳寺は、淳和天皇の勅願で天長元年(824年)、弘法大師によって開かれ、かっては48の堂宇があった由緒あるお寺なのです。
手入れされた境内と浄土式庭園の景色は、カメラマンにとっても絶好の撮影場所として人気があります。

<昨年の長岳寺の様子>

高台にある大門から少し下ると、小川を挟んだ参道の両側には、背丈を越すヒラドツツジが迎えてくれます。満開のツツジが咲く参道は・・・まさに花道です。
受付を通り、すぐ左手にあるのは、今は庫裡として使われている旧地蔵院。室町時代の書院造りと庭園が綺麗です。

日本最古・平安時代に造られた入母屋造り杮(こけら)葺きの形の良い鐘楼門を潜ると、新緑に囲まれた境内の中に見頃を迎えた花々が迎えてくれます。

本堂前の放生池には、紫色のカキツバタが咲き始め、周りのツツジの朱色や桃色の組み合わせが絵になります。
花に囲まれた極楽浄土の世界に導かれます。


▲本堂前にはツツジが・・・池にはカキツバタが咲き始めました。


▲上左:大門からの参道にはヒラドツツジが満開です。上右:庫裡の庭も満開です。
下左:本堂前のツツジ。池の渕に咲いているオオデマリを入れました。下右:奥に鐘楼門が見えます。


▲本堂前から眺めると・・・。


▲本堂に向かって観ると・・・。


▲紫色のカキツバタがもう少し咲けば・・・もっと見事でしょうね。


▲放生池には鯉も泳ぎ、時折飛び跳ねて、驚かされることもあります。


▲境内の高台から鐘楼門を臨むと・・・。


▲鐘楼門をくぐるとこの光景が目に飛び込んできます。



庭に咲く白い花

2010-05-08 12:30:12 | 出来事

白い花が次々と、咲き始めました。
春の陽射しの中に爽やかさが感じられます。


▲藪手毬(ヤブデマリ)。別名、ビバーナム。アジサイに似ているが全く違うスイカズラ科です。木が大きくなり花数も増えてきました。今は白い花ですが、次第にピンクに・・・。花色の変化が楽しめます。秋には赤い実が成ります。


▲「岩南天」と「スパラキシス」。岩南天は、庭のアチコチに増えています。常緑の逞しい花です。スパラキシスは、和歌山・子安地蔵寺前の売店で何年か前に買ったもの。花畑を占拠しつつあります。真っ白なものもありますが・・・まだ入手していない。


▲「姫空木(ヒメウツギ)」。咲き始めて2週間になります。そろそろ終わり頃です。


▲「ライラック」と「矢車草」。ライラックの花も白くなり始め、いよいよ終わりです。「矢車草」も他に紫・紅・ピンクなどがあります。


▲確か「コバノズイナ」と思う。ユキノシタ科ズイナ属。別名、ヨメナノキ。もうすぐ、枝先に真っ白な穂状の花が咲きます。


▲「エリゲロン・スパニッシュデジィー」。暑さ寒さに強く、逞しい花と説明書きに書かれています。孫二人が、お小遣いから50円ずつ出し合って買ってくれたもの。まだ植える場所が決まっていなくて・・・。