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日常の日記のブログとしてスタートしましたが、最近は競馬予想のブログになってしまいました。

セントウルステークスの勉強会

2012-09-07 20:31:14 | 日記
GⅡのスプリント戦位になるとGⅢと比べて、ある程度の力関係が分かりやすくなります。

このセントウルステークスは、
秋本番に向けて実績馬が始動を開始し、このレースを賞金加算の目的の馬と次の本番に向けての叩き台にする馬とに分かれます。

それと近年、サマースプリントシリーズの影響かどうか知りませんが、夏競馬場を走って好走した馬が目イチの仕上げで挑んでくる馬がいますので要注意。
データからも近5年以降、顕著に表れています。

今年は、すでにサマースプリントのチャンピオンは決まっていますが、実力馬に一杯喰わせたい陣営もいるはずです。

石坂厩舎のエピセアローム。矢作厩舎のヘニーハウンドあたり。

後、今年の夏は余りパッとしなかったエーシン軍団。筆頭はエーシンヴァーゴウですかね!?


では、セントウルステークスのデータから:


牡馬、セン馬[3-6-8-79]
牝馬[7-4-2-34]

牝馬が牡馬を圧倒してます。

1200メートル連対実績
連対率.250以下
[0-0-0-22]

★ベイリングボーイ
★アウトクラドール
★ロードバリオス

阪神芝実績
阪神芝を5回以上走って1勝以下

★ベイリングボーイ
★エーシンリジル

阪神芝、未経験のロードカナロアは、兄ロードバリオスが阪神巧者なので問題ないでしょ。血統もバリバリの母父ストームキャット(ノーザンダンサー系)。


セントウルステークスは、過去10年で、2002~2005年を境に2006~2011までの前走レースの傾向が大きく変化しています。


前走、短距離重賞に出走した馬。
*2002~2005年

函館スプリント[0-1-1-0]
アイビスサマーD[0-0-1-2]
オープン特別[3-2-1-20]
1600万下[1-0-0-3]
1000万下[0-1-0-3]
その他[0-0-1-8]

この傾向が
*2006~2011年では…

北九州記念[3-1-2-34]
アイビスサマーD[2-0-0-2]
キーンランドステークス[1-1-0-7]
海外レース[0-3-0-1]
オープン特別[0-0-2-7]
その他[0-1-2-26]


また前走、出走した芝1200メートルの近2走の重賞での最高着順が高いほど好走率が上がってます。

1着[3-2-2-13]
2着[2-1-0-7]
3着[1-1-0-2]
4着[0-0-0-2]
5着[0-1-0-7]
6~9着[0-0-1-15]
10着以下[0-0-0-10]
該当レース出走なし
[0-1-3-21]

要するに近2走の重賞で3着以内の馬が好走。

☆エピセアローム
北九州記念 3着

☆エーシンヴァーゴウ
アイビスサマーD 3着

☆スギノエンデバー
北九州記念 1着

スギノエンデバーは、短距離重賞馬としては馬体重が軽い-450キロ未満。
過去10年内では、デュランダル448キロが、2003年に3着のみ。残りの29頭は460キロ以上。

休養馬で近2走の芝1200重賞好走馬は、

カレンチャン
5ヶ月半
高松宮記念 1着

サンカルロ
4ヶ月
高松宮記念 2着

マジンプロスパー
2ヶ月
CBC賞 1着

ロードカナロア
3ヶ月
函館スプリント 2着


データ的には、夏使われてきた重賞上位組と休養明けの実力馬との闘い、とでています。

マジンプロスパーは、本来1400メートル仕様の馬。前CBC賞で上位に来た馬は、阪神1400で実績があった馬たち。
果たして、マジンプロスパーが1200メートル仕様に変わって来てるかどうかが鍵ですね。

サンカルロが元々、1400メートル仕様だったけど、生粋のスプリンターには惜敗中。
脚質がマジンプロスパーは先行型。サンカルロが追い込み型。

当然、アメリカ型のパワータイプのノーザンダンサー系が好走する阪神芝1200は先行タイプのマジンプロスパー(グレイソブリン系)の方が順応性があるはずです。

マジンプロスパーの課題は持ち時計が遅いこと。



人気別~

1番人気[3-2-3-2]
2番人気[2-3-2-3]
3番人気[1-1-0-8]
4番人気[1-0-2-7]
5番人気[2-1-1-6]
6番人気[0-1-0-9]
7~9番人気[0-1-1-28]
10番人気[1-1-1-50]


年齢別

3歳馬[1-2-1-17]
連対率14.3%複勝率19.6%
4歳馬[4-2-5-20]
連対率19.4%複勝率35.5%
5歳馬[4-3-2-29]
連対率18.4%複勝率23.7%
6歳馬[1-1-1-28]
連対率6.5%複勝率9.7%
7歳馬[0-2-1-19]
連対率9.1%複勝率13.6%


関東馬[1-1-1-14]
関西馬[9-6-8-95]
地方馬[0-0-1-3]
海外馬[0-3-0-1]

関西圏のレースのため、関西馬が圧倒。
今年の関東馬、サンカルロ一頭だけ(-_-)
また、馬体重減らすための遠征か!?
増えていても好きな競馬場だとソコソコ走るこの馬との相性は悪い。
東京競馬場なら、完全に消してしまうのに…やっかいな馬だ(-_-;)


最後に馬体重460キロを切る馬は苦戦傾向だから、当日の馬体重は要チェック。
460キロ切りそうな馬は、

★スギノエンデバー
★マコトナワラタナ
★ロードバリオス

では、また日曜日に最終結論を更新します。興味ないか…(o>ω

セントウルステークス出走する有力馬

2012-09-07 07:16:15 | 日記
セントウルステークスは、サマースプリントシリーズの最終戦だったが、すでにパドトロアが2勝して、チャンピオンになってしまった。
でも、サマースプリントシリーズを狙ってた陣営にとってはモチベーションが落ちるが、このレースが秋G1初戦のスプリンターステークスの大事な前哨戦として挑んでくる陣営もいます。

本番でも上位人気になるカレンチャン、ロードカナロア、マジンプロスパー、サンカルロが参戦しますが、
この中でも、大きな動きはロードカナロアの乗り替わりですね。

果たして岩田騎手との相性はどうなのでしょ?

ある誌上では、この馬、勝負所でモタつくって書いていたけど…

確かに岩田騎手のあの直線での激しいフォームで馬を動かす技術は凄いけど…

函館スプリントに岩田騎手が騎乗していたら、直線の叩きあいは確かに結果は違っていたかも(-.-)

でもあの乗り方で毎回やられると馬にも疲れが出そう(-_-)です。

函館スプリントの場合、休養明けの分、馬がピリッとしてなかった感じだし、

福永騎手でも良かったんでは?と私は思う。

多分、オーナー側の意向での乗り替わりかなぁ。

と、なると陣営もある程度の結果を求めてるから、変な仕上げはしないよね。

今回はカレンチャンと寄せ馬して気合い入れてるし、カレンチャンも単走ではタイム的に負けててたのが、今回はロードカナロアを押さえてる。


セントウルステークスに出走する阪神巧者

マジンプロスパー
[2-0-0-0]
サンカルロ
[2-2-2-2]
ラインブラッド
[3-0-2-5]

後、有力馬の阪神の成績は、

エーシンヒットマン[1-0-0-1]
エーシンホワイティ[0-0-0-2]
エーシンリジル[1-0-0-7]
エーシンウ゛ァーゴウ[1-1-1-1]

カレンチャン[1-0-0-1]
エピセアローム[0-2-0-2]

ヘニーハウンド[1-0-0-0]
スギノエンデバー[0-1-0-3]

ロードカナロアは阪神は初めてになります。


前回の阪神開催では、グレイソブリンの血を持った馬が活躍したけど、開幕週から狙ってみようかなあ?

今回、出走メンバーには、牝馬二頭が該当。

カレンチャン、エピセアローム。

この二頭に岩田騎手のロードカナロアと阪神巧者のCBC賞覇者のマジンプロスパー。

軸はこの4頭の中から。

堅すぎる!?

たまには、堅いスプリント重賞があってもいいんじゃない♪