京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

み~

2008年03月23日 09時48分36秒 | Weblog
み~の事。


戻って来たみ~は ご飯とトイレ以外 殆どウズクマッテいるか寝ている。
3ヶ月近くの間 病院に入院していたわけだから 当然チビも小鉄も「他所の人」扱いだ。
寄れば唸る 追い掛け回す だ。
だから昨日 小鉄の居る目の前で チビを思い切り怒鳴り叩いた。
お利口なチビは 今まで殆ど叩かれる事は無かった。
長年猫を飼っていた経験と感で おれはそうしたんだ。
大正解だった。
怒られ叩かれたチビは テーブルの下からじぃ~~~っと おれとみ~を見比べている。
4~5分経った頃 チビはみ~に近寄り 顔を舐め始めた。
もうこうなれば良い。
そんな所を見ていたみ~は やはり利口なんだろうな。
おんちゃんの席から移り変わり おれの側でちゃっかり陣取っている。
そして再び寝ている。

おれがみ~を病院に見舞った時 み~の御飯茶碗半分くらいの大きさの入れ物で 御飯を食べていた。
み~自身も とっくに事情は分かっているから それを平らげた。
病院の先生から み~は太り過ぎだと言われた。
そりゃそ~だ 5・4キロも有るんだからな。
この病院の先生は 現代の赤ひげ先生だ。
おれの家の事情も知っている。
お金が無くて み~を抱えて駆け込んだ時 おれを信用してくれて月々の支払いにしてくれた。
そして 一番安く入院費・手術代が掛からないよう とても良く配慮してくれた。
最近 人間の病院の救急医療が問題になっている。
受け入れ拒否だ。
拒否をしている訳じゃぁない。
あまりにも多く受け入れた為 人手が足りないんだ。
人間社会は そういう問題を抱えている。
動物病院は どうだ?

最初に行った病院の事は 下に書いた。
み~が助かった今 お世話になった先生に「ブログに書く」と言うと この先生は…
「病院名は 絶対に出さないで欲しい。こう言う事で 売名行為と思われたくないから」と言った。
居るんだ こう言う先生が。
そして動物の事も 家庭の事情も聞いてくれて 一番良い方法を考えてくれる。
おれは 一番最初に行った病院で 看護婦に言われた事を 一生忘れないだろうな。
「持ち合わせが無いんですか…カードをお持ちでしょうか?」と言われた。
2万5千円を持っている と言う事は伝えたつもりだ。
何処の世界に一般人が 100万円 200万円を持って歩いているんだろう?
動物の世界も 地獄の沙汰は金次第 だったよ。