み~の事 Ⅱ
み~を おれが何時も寝る時抱き上げて 二階の寝室に連れて行く。
み~はむろん されるがままだ。
数時間経って…目が覚めたときの事。
み~は おれの頭の右側に寝ている。
居ない。
が 気配はする。
薄目を開けた。
足先のテーブルの上には 客用と予備の布団が置いてある。
何でもない高さだ。
そう 何とも無い 猫にとっても どうって事の無い高さだ。
み~には 違う高さになってしまった。
その高さに 手間取っている。
以前は何気に ひょこっと乗っかっていたんだけど。
両手を布団にかけて 一生懸命上がろうとしているんだ。
黙って見ていた。
数分経ち 数十分経って ようやく諦めの声を出した。
ひゃぁ~~~ ひゃぁ~~~ ひゃぁ~~~って。
分かるか?
この叫び。
声を出しそうになったよ「み~!何やってんだ!!! がんばれ!」って。
諦めたみ~は ひょこひょこおれの枕元の 例の右側に来て寝そべった。
み~は じっと目の先に有る とてつも高くなった布団を見ていたんだ。
それこそ じぃ~~~っと 何時までも何時までも見ているんだよ。
み~ならやれる。
絶対がんばって やれるようになる。
今でも励ましのメールが沢山来る。
そのメールを おれはみ~を抱えて 一通ずつ読んでやってるんだ。
繰り返し繰り返し読んでやっている。
分かるんだよみ~は。
目がさ ぎらぎらしてきたんだ。
近い内 絶対上れると信じているよ。
み~を おれが何時も寝る時抱き上げて 二階の寝室に連れて行く。
み~はむろん されるがままだ。
数時間経って…目が覚めたときの事。
み~は おれの頭の右側に寝ている。
居ない。
が 気配はする。
薄目を開けた。
足先のテーブルの上には 客用と予備の布団が置いてある。
何でもない高さだ。
そう 何とも無い 猫にとっても どうって事の無い高さだ。
み~には 違う高さになってしまった。
その高さに 手間取っている。
以前は何気に ひょこっと乗っかっていたんだけど。
両手を布団にかけて 一生懸命上がろうとしているんだ。
黙って見ていた。
数分経ち 数十分経って ようやく諦めの声を出した。
ひゃぁ~~~ ひゃぁ~~~ ひゃぁ~~~って。
分かるか?
この叫び。
声を出しそうになったよ「み~!何やってんだ!!! がんばれ!」って。
諦めたみ~は ひょこひょこおれの枕元の 例の右側に来て寝そべった。
み~は じっと目の先に有る とてつも高くなった布団を見ていたんだ。
それこそ じぃ~~~っと 何時までも何時までも見ているんだよ。
み~ならやれる。
絶対がんばって やれるようになる。
今でも励ましのメールが沢山来る。
そのメールを おれはみ~を抱えて 一通ずつ読んでやってるんだ。
繰り返し繰り返し読んでやっている。
分かるんだよみ~は。
目がさ ぎらぎらしてきたんだ。
近い内 絶対上れると信じているよ。