気の毒すぎる おんちゃんの一日

おんちゃんが　さっき帰って来た…


10月27日の朝9時に　仕事に行った。
行く前に「今日はよぉ～夜の12時までだから」と言いながら　家を出た。
何時もなら　12時半頃に「今終わったから　帰るからね」と　電話が有る。
1時になっても連絡が無い。
2時過ぎても連絡が無い。
とうとう3時になった。
3時過ぎても　連絡が無い。
で　5時過ぎ…
そう　さっきの朝の5時だ。
玄関で　がちゃがちゃと　鍵を開ける音。

「はぁ…はぁ…ただいも」と言うんだ。
おれが「どうでも良いけどよ　ただいも　って何なんだ？」と言うと
「着替えてくるから　はぁ…はぁ…」と　大分お疲れモードだ。
暫らくして　着替えを終わったおんちゃんが「∞∴♂＠＊％…！！！」と　わけわかめ。
よぉ～～～く聞いたら　おれの方が気絶しそうになった。　
面白くて。

仕事が終わった　おんちゃんは　何時もどおり最終の地下鉄に乗る。
が…疲れて　乗り過ぎた。
もう地下鉄　バスはアウトだ。
くいな橋から国際会館まで…終点…行っちゃって　そこから歩いて来たと…
真夜中の街を　彷徨い迷い　歩いて帰って来た。
人に道を聞くにも　人が居なかったらしく　何とかかんとか辿り着いた。
国際会館から九条まで…歩いて来たと。

おれは「それはそれは　大分呑気な事をやっちゃったねぇ～　まぁ飲め」と言って
酎ハイを造ってやったら　一杯目でしどろもどろで　挙句は居眠りだ。
今さっき　二階に上がって寝る準備だ。
どおしたもんだか…

寝る前に　おんちゃんが「明日　仕事休ませてって会社の留守電に入れたんだ」と言って寝た。
そりゃぁそうだ。
あの距離を歩いたら　仕事になんかならないからな。
そしたら…
今朝の6時過ぎに寝たのに　8時頃起きてきて　準備をし始めた。
おれは「？？？　おめ～何やってんだ？」って聞いたら　仕事だと言う。
きっと休みを取れなかったんだろう。
起きる前に　部屋からおんちゃんが話している声が聞こえたから　会社からの電話だったんだろう。
何十キロも歩いて　1時間ちょっと寝て　又朝から晩まで仕事だ。
仕事って　そう言う事なんだよ　おんちゃんよ。

ネコ

最近の小鉄。


こいつ　話が好きなんだ。
ばっかじゃぁねぇ～の！　って思うだろう？
おれも　おんちゃんも　小鉄には参ってるんだ。


何処からか帰ってくる。
まず庭先で「ただいまぁ～～～！」と　言わんばかりに　にゃぁ～にゃぁ～鳴く。
おれが　呼んでやる。
こ　　　　　て　　　　　つぅ～～～～～！！！
すると　だだだだだぁ～～～！！！と走って来て「にぎゃぁ～にぎゃぁ～！！！」
と　おれかおんちゃんが「はいはいはい　分かったよ」と言うまで　鳴き続ける。
「まんま（飯の事）食え！」と言うと　カリカリや缶詰を食う。
さぁ…問題は　ここからだ。
せいぜい食べた小鉄と　この時に顔を合わせたら…
おしゃべり　たぁ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～いむだ。
おれの顔を見ながら
「今日さ　あの角の奥さんがさ　化粧してさ　出かけたんだ！
オカシイト思わない？だってさ　何時もは化粧しないで出かけるんだよ。それとさ
三軒隣の若奥さん…綺麗だよね！　ぼく大好きなんだ。何時も声掛けてくれるんだよ！」
と　言うか言わねぇ～か　そんな事まで知らねぇ～けど。
まぁ良く話しするわ。
話をしている時に　知らん振りしようものなら　おれが振り向くまでか
「そうか　そうか」と　話を聞くまで　にゃごっ！にゃごっ！って　怒る。
話の終わりに　決まったように　何処で覚えたのか？？？
あわっ　あわっ！って言うんだぜ。
「おめぇ～　ちゃんと　にゃぁ～って鳴け！」って言って　話は終了となる。
当の本人の顔だ↑↑↑