こないだ「ああっ女神さまっ」を思い出したことによって
またそれにまつわる話を思い出した。
まぁ俺は世間からみたらオタク度がわりと高いわけですが
オタク度が各段に飛躍したのは中3の時といえる。
「宮ちゃん」と知り合った年である。
宮ちゃんとは中3で初めて同じクラスになった(と思う)のだが、
共通の友人(よしたいとか、おそとかを介して)いつの間にか仲良くなり、
マンガの話をするようになった。
家に遊びに行くこともあったが、宮ちゃんはマンガをかなり持っていたわけである。
「すげーな、宮ちゃん」
「矢野ぉ~、とりあえずこれ読めよ!」
てなわけで、
受験期というのに、マンガを貸してもらううちにワシもマンガの知識を増やしていった…という塩梅。
彼に貸してもらったマンガは、
ドッジ弾平
タッチ
電影少女
アイズ
超機動員ヴァンダー
SHADOW LADY
D.N.A.
BROTHERS
などなど。今ざっと思い出しただけでこの量。なんてやつだ(笑)
桂正和作品が多いのは、彼が桂正和ファンだったからでR。
あと忘れてはならないのが、
「新世紀エヴァンゲリオン」
彼がビデオを貸してくれたわけです。
今こそ
「俺はアスカ派だ!」
とか言ってますが、その愚かな発言は彼があってこそだったんですね。
残念ながら、「ああっ女神さまっ」を貸してくれたのは
宮ちゃんでなく別の方ですが(笑)
宮ちゃんと同じアパートに住んでた別のクラスの奴でした。
ちなみに、そいつに借りたのは
逮捕しちゃうぞ
SALAD DAYS
なんか分かるっしょ。ワシのルーツが…(苦笑)
結局宮ちゃんと高校は別になり、さらに高2になるとき俺が福岡に行ったため
宮ちゃんとは疎遠になるのだが。
彼の訃報が入ったのは高2の11月。
入院したという話は聞いてたけど、ねぇ。
死因はよく知らないけれど「薬の副作用」とか聞いた。
本当かどうかは知らないけれど、とりあえず彼はもう長崎にはいない。
どこにも居ない。
中学の俺の卒アルには、やたら宮ちゃんが書き込んでいる。
「テメェ、ラリってんのか?」
「本気にしちゃいますよ」
という桂正和作品のセリフや
「ああっ女神さまっ」のアニメ主題歌の歌詞とか(笑)
彼が好きだった虎舞竜の「ロード」の歌詞とか
やたらあって少し恥ずかしいけど
今にしては、彼が生きていた証なんやねぇ。
またいつか会いましょう。
ヲタ万歳(笑)