もう九月の終わりである。
時が経つのは早いものである。
「どんなものであろうか」と恐れおののいていた就職活動は何時の間にか終わり
学生生活最後の夏はいつにも増して暑苦しく
ブログの中で散々ハァハァ言わせてもらったAice5も、20日のライブをもって解散してしまった。
そう、誠に時が経つのは早いのである。
この分では、11月のSIAM SHADE復活ライブもあっという間に過去になるのであろう。
さびしいものである。
しかし、金が無いので早く給料日が来てほしい、というのも本音なのである。
情け無いが、それも真実である。
しかし、それでこそ我々は生きていることを実感できるのである。
「時」とは不思議なものである。
時東ぁみ
申し訳ない、「時」と書いたらただ彼女を思い出してしまい、さらには書きなぐってしまっただけである。
せっかく「時間」について記述したのであるから、
ここより、さらにそれについて深く思索していこうと考える。
陸奥A子という漫画家が1984年に発表した「人参婦人とパセリ氏」という漫画がある。
ちなみに、陸奥さんは少女漫画家であり80年代の「りぼん」で活躍した方である。
なんで俺がこの方を知っているのかと聞かれたら、それは母親が彼女のファンだからとしか言いようが無いのであるが。
彼女は現在も「ヤングユー」とかで活躍中らしい。
「ダーリンをさがして」(2000年頃?の作品)は、なかなか面白かった。
話は逸れたが、その「人参婦人と~」は、なかなか秀逸な作品である。
面倒くさい故にあらすじさえ省略するが、
主人公である女の子とその相手役の男の子(二人は80年代の人間)、
そして第二次大戦中の人間である人参夫人とパセリ氏の関わりが、とても良い。
最終的に、生きている時代が異なる彼らの関係は急に分断されてしまうものの
軍医として戦地に赴き亡くなってしまったパセリ氏と
同じ頃に病気で亡くなってしまった人参婦人は
実は生まれ変わってその2人になっていたのだと、後に分かるわけです。
二人の愛の力によって、また巡り会えたわけだねえ。
そして、時間を越える作品というのに、俺は弱いんだねえ。
そういえば、同じく彼女の作品の「時の贈りもの」という作品にも、以前言及した気がする。
・・・おっとと、思索を深めるとか言っておきながら
自己慢レビューになっているじゃあないか。
しかもあらすじも省略しているから、まったくもってレビューにもなっていないじゃあないか。
ちなみに「人参婦人」と言われるゆえんは、お酒に弱いためすぐに赤くなってしまうところからで
「パセリ氏」と言われるようになったのは、背が高くて細いから・・・というのが主人公のせりふであった気がする・・・。
あ~、マンガ読みたい
「ため息の行方」(1985年)に収録されております。
って、刊行された時俺まだ生まれてねぇじゃねぇか!!!!