杜の慰霊の日はこの日曜日。昨日しかチャンスがない。姪を
デーに送り出してすぐ出発。時々雨が強く降る。
道路はいつもより空いていた。昨年は名古屋市内を錦通りより
北のバイパスを通った。その為見慣れない景色ばかりで困った。
今回は広小路、今池、本山、星が丘といつもの道を取った。
知り合いの店も消え変貌していたが見覚えのある建物もあった。
予定よりも随分早く付いた。早々と用件は済み来年も約束した。
駐車場でおにぎり、バナナとお茶を飲み体を整えて帰った。
帰りは1時間半。
妻が透析を始めた時は自費負担の時代。50年前で月50万。
その支払いにガムシャラに働いたが息子はその犠牲になった。
後悔しかない。先のショートの件でまだ自分の務めを自覚。
過度に福祉に頼らず、死後の段取りをしないと決めた。
普通に1通の遺言があれば良いとの結論。妻の関りの唯一人に
お世話願う。気持ちが明るくなった。
迷うことなくまた病を気遣う事もやめ突き進む。それが生きる事。
若い姪が精神を病み私の所へ身を寄せたのも流れ。あの世の絵空事
を楽しめれば気が楽になるが私にはない。虫けらや動物と同じで
今しかない。