食事の後片付けをしてラジオを聞いた。私は宗教を信じない。
それでも幼い頃から親しんできた閻魔様は信じている。
死後何もない世界、無はさみしい。生前の行いが裁かれる時
後悔しない様身を処してきた。針の山、血の池はゴメンダ。
しかし有識者は処理水は安全と嘘をまき散らす。まだ捨て始
めたばかりなのにトリチウムが検出されたという。
これから30年以上毎日捨て続けると一体どうなるのか。
広島、長崎の原爆と同じ放射能ならば10年もすれば消える。
被爆した方の子孫が被害を引き継ぐ。でも基準以下の説明だけ
では素人には分からない。現に野山に撒き散らされた死の灰は
雨で海に流され続けている。太平洋は広大だから良い。
だから基準値以下。でも30年以上も薄めて流しても良いのか。
やがて海も雨となって地上に戻る。たとえ影響が出ても何十年
も先の事。頬被りしたままで済むのか。これを御用学者という。
年寄りは放射能が垂れ流される海の魚を食べる程度の協力か。
子孫が自然災害で亡くなるかもしれないので構わないのか。
政府に希望が持てないが為にする学者にもウンザリ。
残りの生も尽きる寸前。考えないで知らない振りで生きるか。