きた事に感謝しつつ医療の限界も知った。血液透析は当人の体に大きな負担を強いる。
見返りに命を永らえさせることができた。プロの作家としてデビューするところまで
行けた。あと一歩で夢がかなうところまで行きました。出版会社がその部門を閉鎖する
ことになり水泡に帰した。それでも本人には励みになり積極的な生を成し遂げた。
ただ見送った私は医療の在り方に強い不信と改めて人の死を気づいた。
生老病死がその後の指針になった。そして先進医療から身を遠ざけた。高血圧、不整脈、
歯科、眼科もいかなくなった。順に衰えを受け入れるようになった。
我慢できない痛みにどこまで耐えられるものかは分からないというよりは自信がないが
それでも進んでいこうと決めた。やがて命は尽きる。それでもボケた母を先に見送るのを
唯一望んではいる。はかない夢と知りつつもそれが生きる支えになっている。変なもので
ある。母親の朝昼晩の食事を準備する。家内の友達の方からの差し入れの野菜が中心の
おかずです。自分の分は既に作らなくなっている。
清潔に保つのが生き延びる条件です。毎日大量の洗濯物がでる。全て消毒するので時間が
かかります。着替えの時などは嫌がり本人が手を出します。叩き返したこともありますが
今はなせるまま。自分の感情がそうさせるのだとの思いです。唯一努力させているのは
大声を出させることです。寝たっきりに近い状態での唯一の運動です。
家内のブログの友人と今はお付き合いしています。南無煩悩大師様です。この方のブログの
記事の一節を後生大事にしています。
ゆめのよを ゆめでくらして ゆだんして ろせんをみれば たった六文 木喰上人
気持ちが落ち着く
t:160%;">素敵な生け花や切ない詩、曲などがいっぱい~♪こちらもどうぞ{/m_
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