半年の間に新しい建物が立って居り景観が変わっていた。久しぶりにぶつけられた
交差点にも立ち寄ってみた。未だ以って心臓が締め付けられる。感覚というものは
なんともならない。あの事故以来軽を止めようかとも思ったが足回りの良さには代
えられない。腸が破損しても自分では何ともなかったがすぐに力が入らなくなりそ
の場に座り込んでしまった。テレビでみるとおりである。今でも青信号でも止まり
たくなる。昨日本格的なエンジン音のする車を見せに来てくれた。腹に響き渡る。
スカイラインを自分で整備して手を加えてある。当然のことながら車検には通らな
い。でも血が騒いだ。これからの青年の特権だ。思い残すことのない様全てを打ち
込んでほしい。うらやましい気持ちが湧く。今は最後の審判というか閻魔様の掌に
いつ乗っても良い時期に来ている。今更贅沢もおいしい物も口にする習慣はない。
ただこれまでの生き方（慎ましやかな）を続けるにすぎない。路銭は六文しかいら
ない。後は使い方も知らないので捨て去るのみ。
t:160%;">素敵な生け花や切ない詩、曲などがいっぱい～♪こちらもどうぞ{/m_
