家路へ向かう途中信号のある交差点でまさかの事故にあった。車同士の衝突。私は青信号
飛び出した相手の車は赤信号（防犯カメラ、目撃者の証言もあり）正逆は確定しています。
ところが私の車は前回、救急車で搬送されその場での手術が決まり一命を取り留めました。
腸の破裂の緊急手術です。医師の説明は運が良ければ人工黄門か位置が悪ければ落命です。
後は天命に任せてお願いしました。2時間後目が覚め無事手術は終わりました、小腸の穿孔
だったので縫い縮めましたとの説明に安堵。それでも痛い。聞けば車は全壊。命と引き換え
ならばと諦めるしかなさそうです。全治1ヵ月のお話に早期の退院を申し出ました。
デーサービスに行った母親をそのままショートステイにお願いしたのですがとっくに出る
ことを通告されています。翌日施設に連絡を取り15日の退院の了解をとりました。
後は私の体次第となりましたが、出血も止まり、ガスも出て排便も出るようになりました。
ただ体力は思うように回復しません。それでも目標に向かって進むしかない。
漸く5月11日に退院しました。家の中は予想外に良く片付けられており清潔でした。お隣の
お嫁様のおかげです。人情に触れ感激しています。人は助けられてしかその行為に喜び感謝
することができません。今度初めて自分の死を意識し、これまでの考えが歌舞伎の絵空事の
程度度だったと自覚しました。死は閻魔様の前で振り分けられるものではなく血まみれに
なりのたうち回って泥だらけになり強い意志を持って進むしかない。
丁度この病院の部屋から木曽川が良く見えます。あれが私の三途の川と改めて自覚し生まれ
た時からその向うの西の山を朝な夕なに見て育ってきて残された時間の使い方を思いやって
います。人には馬鹿にされても寛容に生きていく覚悟ができた。
パンは15日ごろからぼつぼつと焼き始めます。
t:160%;">素敵な生け花や切ない詩、曲などがいっぱい～♪こちらもどうぞ{/m_
