不思議な世界へ行った気分でした。
昨日四国に大雪が降り僧侶がお亡くなりになったとの報道がありました。私の勝手な想像ですが、四国は温暖な気候で過ごし易いと
いうよりは厳しい自然があり修行の地に相応しいのではないかという事です。
その為に人生の終末に当り自ら行き倒れになる為に死を求めていく所だと。全財産を金に変え懐に路銀と身の始末を頼む謝礼を入れています。
その意味では昔も今も年寄りの待遇は余り変わっていません。家庭で年寄りの年金を当てにしての事件があります。施設での生活は楽園か
といえばそうばかりではありません。ただ単にベットで寝かされて死なないというだけの方も多いと聞きます。
私も終末を眼前にして何の希望も有りません。ただボケた母親を先に送ってやりたいだけです。
一人残ると何の目的も在りません。今はセッセとこの世の痕跡を、今では使わなくなった家内や子供の服などを一つづつ捨てています。
当然自分の物、本なども捨てています。残すことはごみ屋敷に繋がります。
同行二人とは一人で行くのは心細いので、お大師様に後押しして頂くという事です。若い頃は死に付いて考えていても自分で身を
処することが出来るので自分でと思っていました。情けないのは年をとると自分で自分の体を遇する事ができなくなります。
いっそ安倍さんの言うように経済的に追い詰められての死の方が諦めが付くのではと思ってしまいます。年寄りを排除する政治の方が。
今は医療拒否です。楢山様は今に続いています。江戸時代の悪政が復活しつつある。恐ろしい。
今日はお花のお稽古があります。又今日からはお歳暮用のパン、ケーキを焼き始めます。
素敵な生け花や切ない詩、曲などがいっぱい～♪こちらもどうぞ{/m_00
