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枯淡という言葉

私は若い時にこの言葉を知り好きになりました。自分も年を取ったならばその域に達したいと思っていました。

いざ年をと取りその条件を満たすようになってからその言葉の本当の意味を知るようになりました。それは人も植物も樹も根から

枯れていくということでした。1年前から足の裏が痛くなりました。マッサージをしてワセリンなどを塗り血行を良くしました。

厚手の靴下を履き足が冷えないようにしました。その年は何とか過ぎました。

今年になって再び痛くなり、真っ赤に足の裏が晴れ上がってきていました。医者に見てもらいましたらこれはシモヤケですとのご宣託。

血行を良くする様軟膏の処方がありました。マッサージをしてからお風呂上りに塗ります。まだ目に見えた効果はありません。

ほかに足の裏には魚の目があり、床に付くと痛くて歩けなくなります。情けないもので足の裏が痛いと歩くことも出来なくなります。

こうした体験を通して人も足からかれていくのだと実感しています。手の指も徐々に自由が効かなくなってきています。こうして末端から

枯れて行くのですね。最後には樹木と一緒でまだ青々とした葉をつけたまま倒れて息絶えるのです。

これが枯淡の意味でした。何の邪念も持たずにただ立ってるのみではなかったのです。意識は若いときのまま意欲もあります。

体の自由全てが拘束されるのです。枯淡の境地になりたいなんて思うんじゃなかった。

今日のパンはレーズンパン、クリームパン、チョコパンと食パンです。今日はケーキをお使い物で焼き相手の方の都合さえよければ

挨拶に参ります。





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