「1リットルの涙」第5話~障害者手帳~(視聴率14.6%、平均13.8%)を観ました。

「あやねえ、ペンギンさんみたい」幼い妹の言った事です。他意がある訳では無いのですがこたえるセリフです。
次女の亜湖(成海璃子)も2段ベッドの下を空けてくれたりして、周りの人達が亜也に気を使うようになります。
両親は亜也の事で口喧嘩を始めたりして、亜也の立場になって考えると、とても辛く、申し訳なく、惨めな気持ちにやり切れなくなります。
「ごめんなさい」はそんな亜也の気持ちが言葉にするんでしょうね。でも「ごめんなさい」は聞く側にとっても辛い言葉です。
やはり「ありがとう」と言ってくれた方が言う方も聞くほうも自然と笑顔になり良いのではないでしょうか。

障害を持つ人が普通の生活をしようとすると、お金も、労力も、精神力も必要になります。障害者手帳を持つことで、いくらかの重荷を減らす事ができる。
しかし私が亜也の父親なら、娘の事を誰にも障害者とは呼ばせたくない。陣内さんとまったく同じことを言っていたと思います。
薬師丸さんの1本芯の通った演技がすばらしい

第5話を観て、このドラマに必要な役者さんであることを再認識させられました。
最後に今回、私も初めて知った身体障害者法に書かれた前向きで、とても心打たれる文面を載せたいと思います。これは障害者だけに向けられた言葉ではなく、私を含めた大多数の健常者にも言えるのではないでしょうか?
身体障害者福祉法 第1章・第2条(自立への努力及び機会の確保)
すべて身体障害者は、自ら進んでその障害を克服し、その有する能力を活用することにより、社会経済活動に参加することができるように努めなければならない。…