のらさんのうだうだ日和

ドラマ・映画の視聴率情報中心

「宇宙戦争」の話

2005年11月24日 14時48分25秒 | 洋画
スティーブン・スピルバーグ監督の宇宙戦争を観ました。

宇宙戦争 PPA-111158
宇宙戦争 PPA-111158

あらすじ

港で働くレイ(トム・クルーズ)の家に、別れた妻に引き取られた息子ロビーと娘レイチェルがやって来る。テレビでは異常な雷で被害が出ているといったニュースが流れ、やがでレイの家の周りにも雲が渦巻き何発もの雷が立て続けに落ちる。そして雷が落ちた場所ではトライポッドと呼ばれる巨大な殺人機械が地中から出てきて動き出した。

H.G.ウェルズ原作のSFの古典をスティーブン・スピルバーグが現代に蘇らせました。が、この作品はSFというよりもパニックムービーといった方が適切です。

かなり早い段階からトライポッドが姿を表し、最後までそれが続きます。トライポッドはビームで人を蒸発させ、あるいは人の血液を吸い摂っていきます。現代兵器は周りに張られたバリアによってトライポッド本体までは届かず人類には成す術がありません。人々は混乱し、パニックを起こしそれがまた混乱に拍車をかける。トライポッド出現時に起きる雷は電化製品を使用不能とし、四面楚歌の状態で人々は安全な場所を探して歩いて避難する事を余儀なくされます。

ホラーやサスペンスといった要素も入っているように感じますね。
映像は綺麗でエキストラが沢山出てくる所(様々な場面で)や墜落した飛行機の残骸なんかみると、とてもお金がかかっているという印象を受けます。

ただ全編パニックで終わる。人類の英知によって異星人をやっつける訳でも無ければ、トム・クルーズがかっこ良く異星人と戦う訳でもありません。とにかく逃げる。
映像や音響を楽しむ映画です。(ストーリーを楽しみたい方は別の映画を観ましょう!)

観ている内に何度か”大阪”の地名が出てきます。”大阪”が被害を受けたとか、”大阪”ではトライポッドをやっつけたとか・・・。
本当に”大阪”っていってるのかな?と思い、音声を英語に変え聞いてみると間違いなく”大阪”といっていましたよ。
でも何で大阪なの?スピルバーグは浪花好きなのかな?(私は洋画はその作品によって日本語吹き替えか、日本語字幕かを選びます。この日は眠かったので日本語吹き替えで観てました。)

消化不良!これがこの映画を観た私の素直な感想ですね。

評価(70点):


宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション PPF-111612
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追記:ここの所立て続けに欲しいDVDソフトが出ています。火曜日に新装OPENした横浜のヨドバシカメラ平井堅のベストとスター・ウォーズ エピソード3を買いにいったんですけど、ネットとかで”在庫なし”になっていて探してた邦画を見つけちゃったんです。おかげで1万円以上出て行きました。今年いっぱい結構観たいDVD出るんですよね!どうしよう?!
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「あいのうた」の話7

2005年11月24日 13時14分43秒 | 2005年10月期ドラマ

あいのうた第7話(視聴率9.7%、平均10.1%)を観ました。

愛ちゃんの名前が表札に付きました。(粘土細工
そして新たに愛ちゃんの部屋も出来ました。
(個室というよりはミルクと同室になりそうですが
愛ちゃんの喜んだ顔を窺う子供達がとってもかわいい!

「家出をしたのに結局見つけて欲しくてワザと無銭飲食して捕まって泣きながら一緒に居たいですぅて戻ってきた愛ちゃん!はあ・はあ・」
いくら楽しいからって息切れする程、一気に喋るなよ!

愛ちゃんは私だけの玩具だったのに~!!!
という房子の心の声が聞こえてきそうだ!

ここへ来ての愛ちゃんの笑顔が悲しいね!
ピーマン食えよ!
ババ抜き弱いね!

大ちゃんはメンクイだった!

好きな相手(柳沼)に恋の応援をされたももこの一言!
「どうがんばれっつーんだよ!!」
本当にせつないね!

どんでん返しで房子と柳沼がくっつく事は見ている誰一人として思ってはいないだろう。
だが相手が”いーづか”ならもしやと思っている人は1割位はいるのでは?

このドラマの登場人物、みんなどこか子供っぽい所を持っている。特に愛ちゃんは、本当はとても素直な女の子といった感じ。
「やだ。やだいやだ。絶対いや。やだぁ、やだったらやだ、や!!そんなのおかしい、ありえない!ありえないよ!ありえないよ!!間違ってる。私は認めない!認めない!!認めないから・・・いや、やだからね、やだぁ。あ・、だって・だって私、生まれて初めてなんだもん!こんなに人好きになったの・・・初めてなんだもん!だのに何で、居なくなっちゃやだ!!!」
この長いセリフはやられた!良く愛ちゃんの感情が出ていて・・・!
せっかく思いが通じたのにね愛ちゃん!
だから笑っていようと思ったんだろう。

7話の最後、笑顔の愛ちゃんがいました。
これが本当の笑顔だったらと思うと・・・。

追記:菅野美穂さんの演技はすごいね!前回は、和久井映見さんの演技に感心しましたが、今回は、菅野さんの視線の送り方とか顔や体の角度とか、ほんとに細かい所まで感心してしまう。玉置さんの演技が生きていたのは菅野さんの力による所が大きいように思いました。
ちなみに今回、目立たなかったけど小日向さんの演技も良かった。決してあなたは圏外では無いぞ!
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「1リットルの涙」の話7

2005年11月24日 11時47分07秒 | 2005年10月期ドラマ
1リットルの涙第7話~私のいる場所~(視聴率16.2%、平均14.3%)を観ました。

「あっそうか、このクラスはゆっくりやらなきゃイケなかったのよね、ごめんなさいね。」
世界史の女教師のセリフです。ドラマだと分かっていても怒りを覚えます。人を教える立場にある者が口にすべき言葉ではない。
授業は授業として、そのまま進めて遅れた分は、後で教師が送れた生徒にサポートをすればいいだけの話だと思います。

「残念ながら、家の学校は体の不自由な生徒が生活できる構造には無いんですよね。」
養護学校行きを勧める担任教師の説明。順番が違う。即刻バリアフリー化すべきである。まずバリアフリーに必要な改善点を関係機関と話し合ってからではないでしょうか。

「今のように移動で苦労する事も無いでしょうし、他の生徒に負担をかける事も無いでしょう。」
本来、移動は生徒が手伝うのでは無く、教師がサポートしなければおかしい。
他の生徒に負担がかかっているとするならば、それは学校の責任であり、それを障害者に押し付けるのは本末転倒である。
亜也の症状を観る限り、現状では養護学校うんぬんは早いと考えます。そういうことを面倒くさがっている時点で教師失格だと考えます。
公共の教育機関は出来うる限り平等の教育を受けられるように努力しなければならないと思う。

以前はよく私の利用する駅でも車椅子の方を何人かの職員が持って階段を上がる光景を見たことがあります。今ではバリアフリーが進みエレベータや車椅子対応のエスカレータが出来ました。民間になったJRに出来て、もっともそういった事に対処し見本とならなければならない学校や公共機関に出来ない筈は無いでしょう。

「病気になったのは不幸じゃないです。不便なだけ!」
養護学校に通う亜也と同じ病気の子及川明日美(大西麻恵)のセリフ。この心境は私には理解の範疇にないですね。おそらく同じ立場になって初めて理解できる言葉ではないでしょうか?

「ねぇ、よかったら御飯食べにこない?家、今日すき焼きなの!都合悪い?」亜也の母に麻生くんは「お・お父さんはご在宅ですか?」完全に苦手意識を持っちゃってますね。

ふと考えた。がんもががんも食ったら共食いじゃん!!!

涙の回だった前回と違い、今回は怒りの回でした。当然、この物語からは時が経っているので、学校などはバリアフリーに改善されているかもしれませんが、弱い人の自立の可能性まで奪う世の中にはして欲しくありません。


追記:ドラマを観ていて、あれこの人ってもしかして・・・と思ったらやはり映画「1リットルの涙」主演の大西麻恵さんでしたね。まだ映画を観ていないので、ちょっと自信がなかった。DVDが出たら(2006/1/21発売予定)観ようかと思っていました。母親同士の競演は果たされたので、次は大西麻恵さんと沢尻エリカさんの競演が観たい!
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