「1リットルの涙」第7話~私のいる場所~(視聴率16.2%、平均14.3%)を観ました。
「あっそうか、このクラスはゆっくりやらなきゃイケなかったのよね、ごめんなさいね。」
世界史の女教師のセリフです。ドラマだと分かっていても怒りを覚えます。人を教える立場にある者が口にすべき言葉ではない。
授業は授業として、そのまま進めて遅れた分は、後で教師が送れた生徒にサポートをすればいいだけの話だと思います。
「残念ながら、家の学校は体の不自由な生徒が生活できる構造には無いんですよね。」
養護学校行きを勧める担任教師の説明。順番が違う。即刻バリアフリー化すべきである。まずバリアフリーに必要な改善点を関係機関と話し合ってからではないでしょうか。
「今のように移動で苦労する事も無いでしょうし、他の生徒に負担をかける事も無いでしょう。」
本来、移動は生徒が手伝うのでは無く、教師がサポートしなければおかしい。
他の生徒に負担がかかっているとするならば、それは学校の責任であり、それを障害者に押し付けるのは本末転倒である。
亜也の症状を観る限り、現状では養護学校うんぬんは早いと考えます。そういうことを面倒くさがっている時点で教師失格だと考えます。
公共の教育機関は出来うる限り平等の教育を受けられるように努力しなければならないと思う。
以前はよく私の利用する駅でも車椅子の方を何人かの職員が持って階段を上がる光景を見たことがあります。今ではバリアフリーが進みエレベータや車椅子対応のエスカレータが出来ました。民間になったJRに出来て、もっともそういった事に対処し見本とならなければならない学校や公共機関に出来ない筈は無いでしょう。
「病気になったのは不幸じゃないです。不便なだけ!」
養護学校に通う亜也と同じ病気の子及川明日美(大西麻恵)のセリフ。この心境は私には理解の範疇にないですね。おそらく同じ立場になって初めて理解できる言葉ではないでしょうか?
「ねぇ、よかったら御飯食べにこない?家、今日すき焼きなの!都合悪い?」亜也の母に麻生くんは「お・お父さんはご在宅ですか?」完全に苦手意識を持っちゃってますね。
ふと考えた。がんもががんも食ったら共食いじゃん!!!
涙の回だった前回と違い、今回は怒りの回でした。当然、この物語からは時が経っているので、学校などはバリアフリーに改善されているかもしれませんが、弱い人の自立の可能性まで奪う世の中にはして欲しくありません。

追記:ドラマを観ていて、あれこの人ってもしかして・・・と思ったらやはり映画「1リットルの涙」主演の大西麻恵さんでしたね。まだ映画を観ていないので、ちょっと自信がなかった。DVDが出たら(2006/1/21発売予定)観ようかと思っていました。母親同士の競演は果たされたので、次は大西麻恵さんと沢尻エリカさんの競演が観たい!
「あっそうか、このクラスはゆっくりやらなきゃイケなかったのよね、ごめんなさいね。」
世界史の女教師のセリフです。ドラマだと分かっていても怒りを覚えます。人を教える立場にある者が口にすべき言葉ではない。
授業は授業として、そのまま進めて遅れた分は、後で教師が送れた生徒にサポートをすればいいだけの話だと思います。
「残念ながら、家の学校は体の不自由な生徒が生活できる構造には無いんですよね。」
養護学校行きを勧める担任教師の説明。順番が違う。即刻バリアフリー化すべきである。まずバリアフリーに必要な改善点を関係機関と話し合ってからではないでしょうか。
「今のように移動で苦労する事も無いでしょうし、他の生徒に負担をかける事も無いでしょう。」
本来、移動は生徒が手伝うのでは無く、教師がサポートしなければおかしい。
他の生徒に負担がかかっているとするならば、それは学校の責任であり、それを障害者に押し付けるのは本末転倒である。
亜也の症状を観る限り、現状では養護学校うんぬんは早いと考えます。そういうことを面倒くさがっている時点で教師失格だと考えます。
公共の教育機関は出来うる限り平等の教育を受けられるように努力しなければならないと思う。
以前はよく私の利用する駅でも車椅子の方を何人かの職員が持って階段を上がる光景を見たことがあります。今ではバリアフリーが進みエレベータや車椅子対応のエスカレータが出来ました。民間になったJRに出来て、もっともそういった事に対処し見本とならなければならない学校や公共機関に出来ない筈は無いでしょう。
「病気になったのは不幸じゃないです。不便なだけ!」
養護学校に通う亜也と同じ病気の子及川明日美(大西麻恵)のセリフ。この心境は私には理解の範疇にないですね。おそらく同じ立場になって初めて理解できる言葉ではないでしょうか?
「ねぇ、よかったら御飯食べにこない?家、今日すき焼きなの!都合悪い?」亜也の母に麻生くんは「お・お父さんはご在宅ですか?」完全に苦手意識を持っちゃってますね。
ふと考えた。がんもががんも食ったら共食いじゃん!!!
涙の回だった前回と違い、今回は怒りの回でした。当然、この物語からは時が経っているので、学校などはバリアフリーに改善されているかもしれませんが、弱い人の自立の可能性まで奪う世の中にはして欲しくありません。

追記:ドラマを観ていて、あれこの人ってもしかして・・・と思ったらやはり映画「1リットルの涙」主演の大西麻恵さんでしたね。まだ映画を観ていないので、ちょっと自信がなかった。DVDが出たら(2006/1/21発売予定)観ようかと思っていました。母親同士の競演は果たされたので、次は大西麻恵さんと沢尻エリカさんの競演が観たい!