もみじ君の事

昨日の事になってしまいましたが、広島の土石流災害の発生から昨日で１カ月がたちました。

広島はこれから、８月には原爆の日と並んでもう一つの悲しい祈りの日を迎える事になるんだね…とパパさんと話していました。
悲しい祈りと同時に忘れてはならない日でもありますよね。
さっき、娘とコンビニに買い物に行ったんですが土石流災害への募金箱がレジにあったので、お釣りを入れてきました。
本当にささやかな金額ではありますが、少しでも現地の皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

１カ月を迎える前に最後の行方不明者のご遺体が見つかって、とても悲しい事ですが、ご家族のもとにお帰りになる事ができたのが何よりでした。行方不明のままであったら、ご本人にもご家族にもこんなに辛い事はないでしょう。
長い事冷たい土砂の中にいらっしゃった事を思うと、遠くにいる私でさえも心が痛みました。
どうか、安らかにお眠りください。


そしてこちらの新聞に、お腹の赤ちゃん共々土石流の巻きこまれて亡くなったお若いご夫婦のお写真とお話が出ていました。
お腹の赤ちゃんは男の子だったそうです。
火葬の時に赤ちゃんのお骨もお骨上げできたそうで、ご親戚の皆さんでお名前をつけてあげたとの事。
お名前は、広島と出産予定が１１月だったので秋の季節にちなみ『もみじ』というお名前になったそうです。
きっと、その名の通りにもみじのような可愛い両手の赤ちゃんなのでしょうね。
今頃は、天国の神様に見守られながらパパやママと幸せに暮らしているのかな？。
パパとママは野球がご縁で結婚されたそうなので、もみじ君も野球好きな男の子なんでしょうね。

ここに記事に書いておいたら自分が覚えていられると言う思いで、無断で申し訳ないのですが、タイトルにもみじ君のお名前を書かせて頂きました。
遠くに住んでいる見ず知らずのおばちゃんが馴れ馴れしい事ではあるのですが(汗)、これからももみじ君のお名前、忘れないようにしますね。