昨日で、大震災から2年8カ月が経ちました。
急に寒くなってきて、あの日も厳しい寒さだったことが思い出されました。しかし、現地での寒さは、まだまだこんなもんじゃなかったのでしょうね。
ヤフーニュースで、産経新聞の現地取材の記事を見ました。
もう、めっきりマスコミも来る事は少なくなったと…。マスコミ取材も良し悪しで、大切なこと大変なこと、助けが必要なこと
たくさん人に聞いてほしいこと等々を私たちに伝えてくれる存在でもありますが、時と場合によっては脅威になったり恐れられる存在だったり…なので、マスコミが来ないということは、有る意味平和ではありますね。
けれども、報道が全くなされないということでは被災者の方々をはじめ関係者が一番恐れる風化が進んでしまうことでもあり
私自身も、政治に関わる方々が全くあてにならない(ちょっときつい言い方ですが…)だけに、この場合にはマスコミの力が
大いに必要なのだと思っています。
東京オリンピックに関しても、決定する際に「落ちろと思ってしまった」とインタビューを受けた方が仰っていました。
反省しているというお言葉も添えられていましたが、そのお気持ちも決して責められるものではないと思います。
オリンピック関連に税金が多用されてしまって、それでなくても遅々として進まない復興が完全に後回しにされることだって
可能性としては充分あり得ることですし。
特に、原発事故の収拾についての首相のお言葉、私でも心の中で舌を出していました。
国会でも、復興関連の法案はなかなか通過しないのに、全く必要のない秘密保護法案などというものがスムーズに成立に向かっているのは、まさに茶番ではないですかね。
永田町の関係者の心の中では、震災と復興はすでに風化してしまったという事なのでしょうか?
そうは言っても私だって偉そうなことはなにひとつ言えないしやってもないですが、せめて少しでも記憶を留めておくために役立てばと思い、一日遅れですが、そして言葉足らずではありますがこの記事を書いています。
折しも、フィリピンで非常に大きな台風被害が出ていますね。
新聞、テレビで報道を見て心が痛みます。亡くなった方の数も増える一方ですし。
大型台風と高潮被害というと、体験はしていないのですが50年前の伊勢湾台風を連想します。
購読している新聞にも大きく報道されています。イオングループの店舗で募金箱が設置されるそうですので、私も募金してきたいと思います。