子ども相談室 すきっと

子どもと自分を育てるブログ

3.しつけのはなし①(まずはあいさつから)

2013-08-15 10:51:13 | 赤ちゃん~入学前まで

子どもたちと関わっていると、
最近、「しつけ」をされてきていない子どもたちによく出会います。

しつけは子どもにとって社会性を身につける意味と、
自己肯定感(自分にはできる、大丈夫だという自己コントロール感)
を養う二面性があると考えます。

社会性の面では、
「この場ではどういう風に振る舞ったら、お互い気持ちよく過ごせるか」
ということを考えられるようになることです。

自己肯定感の面では、
「そう思ったときに自分をコントロールする力が自分にはある」
というプラスの考えが持てるようになる ということです。

人は、一緒にいて心地よいと感じる人ともっと一緒にいたい、と考えます。

相手が「おはよう」と言ってくれることは、
「あなたはそこにいて良いんだよ」という存在認知を与えてくれるので、
こちらとしては、とてもうれしくなります。

同じように、子どもに対して「おはよう」とか、
「こんにちは」とか、「おやすみ」と言ってあげるだけで、
「あなたのことを大切に思っているよ」というメッセージを送ってあげていることになります。

子どもは、お父さんやお母さんの行動をまねして育って行くので、
お母さんが「おはよう」とか「こんにちは」などのあいさつを大切にしていれば、
子どもも他の人に対して、同じようにあいさつできるようになります。

すると、あいさつした人に「かわいい子だね」「えらいね~」とプラスの言葉をかけてもらうことができ、
子どもも「自分はえらいんだ」と自尊感情があがって自信がついていきます。

しつけもいろいろありますが、まずはあいさつからやってみてください(^^)。


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