子どもたちと関わっていると、
最近、「しつけ」をされてきていない子どもたちによく出会います。
しつけは子どもにとって社会性を身につける意味と、
自己肯定感(自分にはできる、大丈夫だという自己コントロール感)
を養う二面性があると考えます。
社会性の面では、
「この場ではどういう風に振る舞ったら、お互い気持ちよく過ごせるか」
ということを考えられるようになることです。
自己肯定感の面では、
「そう思ったときに自分をコントロールする力が自分にはある」
というプラスの考えが持てるようになる ということです。
人は、一緒にいて心地よいと感じる人ともっと一緒にいたい、と考えます。
相手が「おはよう」と言ってくれることは、
「あなたはそこにいて良いんだよ」という存在認知を与えてくれるので、
こちらとしては、とてもうれしくなります。
同じように、子どもに対して「おはよう」とか、
「こんにちは」とか、「おやすみ」と言ってあげるだけで、
「あなたのことを大切に思っているよ」というメッセージを送ってあげていることになります。
子どもは、お父さんやお母さんの行動をまねして育って行くので、
お母さんが「おはよう」とか「こんにちは」などのあいさつを大切にしていれば、
子どもも他の人に対して、同じようにあいさつできるようになります。
すると、あいさつした人に「かわいい子だね」「えらいね~」とプラスの言葉をかけてもらうことができ、
子どもも「自分はえらいんだ」と自尊感情があがって自信がついていきます。
しつけもいろいろありますが、まずはあいさつからやってみてください(^^)。
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