昨日から1歳半になる孫が熱を出したので、
働いている両親に変わって、子どもの面倒をみてきました。
孫を見ていて、自分が長男を育てていたときのことを思い出しました。
子どもには病気がつきものです。
長男が孫と丁度同じくらいの頃に、嘔吐下痢症にかかりました。
嘔吐と下痢を繰り返すわが子を前に、どうしたらいいのかわからず、
知り合いに教えてもらった小児科へ連れて行きました。
そこは、他の人からも評判の良い小児科でしたが…。
診察室に通されると、診察中バタバタしないようにか、
看護士さんが私の膝の上に座っている息子の腕をしっかりとつかみました。
先生が診察をした後、事細かく指示を出してくれました。
家に帰ってから、その指示どおりやったつもりですが、
少し良くなったかと思った後、夜になってまた下痢と嘔吐が始まりました。
不安と心配で、翌日また同じ小児科に連れて行ったところ、
「ダメだな~」「やり方が悪いんだよ」と言われてしまいました。
初めての子どもです。
そんなに上手くできるわけがありません。
その夜、調子の悪い長男を横に、母親失格だと言われたようで涙が出てきました。
どうしよう…。どうしたら良いんだろう…。
あの小児科に行けば、まただめな親だと言われてしまう…。
考えたあげく、思い切って違う小児科に行ってみることにしました。
診察室に入ると、おじいちゃん先生が待っていました。
「どうしたの?」と私に優しくきいてくれます。それだけで、涙が出そうになりました。
私がいきさつを話すと、優しく頷きながらきいてくれました。
診察をした後、「薬を出しておくから、様子を見てね」と言われ、病院を後にしました。
家に帰って、指示どおりに薬を飲ませると、しばらくして不思議に症状が治まっていきました。
もちろん、それからずーっと子どもたちはおじいちゃん病院で診てもらいました。
今思い起こすと、
自分がおじいちゃん先生に出会って、話しを聞いてもらい安心したことで、
落ち着いて対応することができるようになり、
それで子どもの調子が良くなったのだと思います。
こころと体はつながっています。
また、お母さんの心と子どもの体もつながっています。
子育てのことや病気のことはわからないけど、
あのおじいちゃん先生のところに行けば教えてもらえる…という安心が、
その後の私の子育ての、支えになっていました。
良い先生(医師)との出会いが、子育てを楽にしてくれますよ。
自分に合う先生を見つけてくださいね(^^)。
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