昨日の事ですが、これから剣山まで向かって今日(平成27年7月4日)から明日(7月5日)にかけて
剣山から三嶺までの縦走登山計画されている方(平成27年7月3日の事ですが・・・)に出会い色々と
お話をしましたが、どこに止まるのか?ここの所の濃霧の事とか!縦走路沿いにある危険箇所や
道迷いがおきやすい場所の事とか、無理な山行は避け無理だと思ったら避難小屋での1泊も視野にいれ
体力の温存、休息も考え無理の無い登山を心掛けて下さいと言ったのですが・・・まだ何か忘れていたような・・・
よくよく考えて見ると・・・携帯電話、スマート・ホンの扱い方を言い忘れた!
あたしゃ~とした事が・・・と思いましたが・・・・最近は山登りの時でも連絡手段と言えば携帯電話による
連絡手段が多い事を目にするのですが・・・いざという時は関係機関等への連絡手段としては便利な
世の中となりました。
一昔ならこれが無線による通信という事になるのですが、時代は携帯電話やスマート・ホン!
私自身も山登りの途中や普段でも出かけ先の空き時間を見つけてはスマホ等でブログ記事を書いたり出来るので
便利なツールの一つとなっていますが、山に入る際は電源はOFF!!の状態にして入ります!!
何で電源をOFFにするのか!!便利で何処にいても通話が出来るし!誰から電話がかかってくるかも知れないのに!
と言う方もいらっしゃるかも知れません!
確かに、便利であり何処でも通話やメールが出来るツールでもありますが、携帯電話などの通信を行う
には充電をされたバッテリーが、使われていると思いますが・・・バッテリーが無くなった時どうでしょうか??
山には充電が出来る場所はあるのでしょうか?
四国でも剣山など山頂部に電源が来ている場所であれば持ち合わせておいた充電器を使っての
充電をお願いをすれば・・・許可がいただければ充電も可能かも知れませんが??・・・ほとんどの山には
電源などが、ある場所などは無く電源が入った状態にしておくと、バッテリーの消耗を招くだけとなり
最後は使用不能となりうる事となってしまいます。
消耗を、しきったバッテリーでは携帯もスマホも、一つのただの箱・・・いざという時には約に立たないと言うことも・・・
この事からも電源をOFFの状態として、私の場合は無線機に単三乾電池を入れて山行中は常時、無線のスイッチはONの
状態へ・・・勿論、予備の乾電池も持って歩いていますが・・・小型のソーラー充電器
(携帯型のスマホ・タブレット・携帯用ソーラー充電器があるようです。リュックの上に載せて晴れた日は
発電を行いながら充電可能な物も・・・
や予備のバッテリー等を、持っていないので、スマホ・携帯などはOFFの状態です!
但し山の中でも時折電源は入れている時もあります。
と言うのも携帯電話などは中継所をかえして行える通信ツールですが・・・
どの場所では通話が可能か!電源OFFの時にかかって来ていた電話のチェック等を行なう時に電源を入れています。
この時もなるべく手短に行い、通信可能地点などはGPSの記録等は、ノートに通信可能地点の詳細を書くなど
次回の時に備えて記録を録る様にしています。
こ の こ と か ら も ・ ・ ・!
※山に入る前に連絡を知人や家族の人に所在がわかるように、何処の山に行く!
この事を、メールなどで登山中である事を知らせ、大事な用件はなるべく山に入る前に済ませておき
もし用があり連絡が入ったとしても、こちらが通信可能地点に入ったらこちらから
連絡を行なうといった伝言も必要かと・・・!
※山では携帯電話での通信が不安定な場所も多々あります。ましてバッテリーの消耗も激しくなりますので
必要でない場合は電源をOFFに必要な時に備える!
以前も遭難をされた方が、携帯電話にて関係機関への通報を行った際、ある程度までは連絡が取れていたが
その後、バッテリー切れで通信不能状態に・・・捜索にも時間がかかったというケースもあります!
※携帯電話以外の通信手段も別に用意しておく 免許が必要ですがアマチュア無線や免許が必要でない
許可申請を行なえば使用できるデジタル簡易無線・買ってからすぐに使える技術基準適合認定を受けた
特定小電力無線を使う方法などもあるのでは・・・
ただし、無線を使う場合は事前に無線の種類や周波数を知り合いの方などに
知らせておく必要があります。無線機は乾電池などの電源が使える事や携帯電話とは違い中継所をかえさなくても
電波が届かば通信を行う事が、出来るので事前に知人や家族などに、何処の山にいるのかなどを知らせて
おく等、携帯電話が繋がらない場所でも、通信が行なえる可能性も高まるので、携帯電話と共に別の通信手段として
持ち合わせて置く事も大事かも知れません! (この場合、予備の乾電池等を忘れずに・・・)
また、ヘッド・ランプなどもあれば良いかも!(最近はLEDタイプの軽く明るいランプもあるので便利かと思われます)
夜など暗くなった特に明かりがあると無いとでは不安感が違って来る事や場合によっては3回くらいに
分けて点滅させることにより所在位置を知らせる事も可能かと!
この事は実際に道迷いの通報を受け捜索活動をしていたら、登山道をはずれている人に
ヘッド・ランプを光らせてもらって
発見に至り、何とか救出、できたという、お話を伺った事もありました。
この事からも、ヘッドランプを持っておく事も重要かと思えた事例でもあります。
この場合も予備の乾電池などを忘れずに・・・最近のヘッドランプはLEDタイプの
単四型の乾電池仕様で軽く明るいものが、ホーム・センターなどにもありますので
登山以外でも役に立つと思います。私は毎日のテクテク君の時に使っていますが
車等が対向車と見間違えて来る時もあり、明るく感じるランプもあります。
上記に書いた内容は災害発生時にも役立つのでは無いかと思われる事なので応用が出来るのでは・・・!
とにかく、備えを十分に整えていただき安全な登山をお願いするばかりです。