かな条幅 作品
「春の夜の 夢ばかりなる
手枕に かひなく立たむ
名こそ惜しけれ」
百人一首67番 周防内侍
手枕というのは 腕枕のことですね。
私と一緒に一夜を明かしませんか とからかった男性に対し、
内侍が機転をきかせて詠んだ歌。
短い春の夜のはかない夢のような、
戯れの手枕にからだをあずけてしまって、
つまらない浮いた噂が立ってしまうのは、くやしいことです。
ピシャリと返すところが 気持ちいい

生徒たちの条幅作品。
半紙に書くのとは また違った難しさが。
正しく書くのは勿論、濃淡や全体のバランスに
気を配って書いています・・・とは言っても
なかなか先生のように美しくはいきませんね^^;

小中学生の作品。
毎月 競書作品を提出して 級が上がっています。
のびのび書いていますね~
私にも こんな時代があったのかしら

美峰