春は花・・・

「春は花 夏ほととぎす 秋は月　冬 雪さえて冷しかりけり」　　　道元禅師和歌集

　　　　道元禅師が中国での修行中に
　　　「日本とは　どんな国か」と問われたときの答えが
　　　　この歌だといわれている　そうです・・・


　　　　　　日本は四季があり　春は花が咲き　夏はホトトギスが鳴き
　　　　　　秋は名月　冬は雪がたのしめる大変良い所です

　　　　　　これらは実にさわやかであるが、
　　　　　　それをあるがまま受け取り　こちらの心もさわやかで　わずらわしさがない

　”すずし”は心がさわやかで　わずらわしさがない　という意味にも用いられるとのこと

コレ、有名な歌ですよね

仮名文字の教師試験に出された課題でした。

無事　合格いたしまして　それを軸装にしてみました。

初めて　桃色で注文してみたんですが（ちょっとドキドキ・・・）

落ち着いた色だったので　良かった～～～

　美峰

はずむ心

初期に書いた墨象作品です。


イメージは・・・はじけた水・・・

「水」という文字の　右側部分を切り取ってみました。


　美峰

つばめ

「つばくらめ 飛ぶかとみれば消えさりて
　
　空あおあおと遥かなるかな」　　　窪田空穂（くぼた　うつぼ）

　
ツバメが飛んでいるなと思ったら
　たちまち　どこかへ消え去っていく
　そして初夏の空は青々として
　どこまでも遥かに広がっている・・・

これからの季節にピッタリの歌ですね


濃淡がよく出ていて、私の好きな作品の一つです。

　
美峰

行書

競書作品　　行書で書いてみました

　『花氣暖晴雲』
　　　読み：花氣晴雲暖かなリ（かきせいうん　あたたかなり）

　　　意味：花氣がみちみちて春の晴天の雲をなして暖かなリ

　　

　美峰

I am ーわたしー

前回の記事で、
自分で裏打ちをしてみた、作品。

黒い額＋クリーム色のマット

タイトルは「I am 　ーわたしー」です。

　アンジェラアキの　”手紙～拝啓　十五の君へ　”が好きなんですが、
　その中でも、
　　「大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
　　　苦くて甘い　今を　生きている」
　という部分に妙に納得～
　
　
大人も結構キザキザしてるのよという気持ちを込めて　かいてみました笑


悩み多き１５歳の自分と　今大人になっている自分との　
手紙による対話の歌詞ですが、
青春世代も　大人の私世代も　ホロッときて　励まされる、
素敵な曲です
　
美峰