☆墨ブロへようこそ☆
美峰(ビホウ)と申します。 訪れてくださり、アリガトウゴザイマス。
まだまだ勉強中です。
拙い作品ですが 覗いて行ってください^^
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百人一首 八十番
長からむ 心も知らず 黒髪の
乱れて今朝は 物をこそ思へ
待賢門院堀川(たいけんもんいんほりかわ)
<意味> あなたの今の心が末永く変わらずにいるかどうかも
わかりません。
わたしの黒髪が寝乱れているように
心も乱れて、お逢いした後の今朝は物思いに沈んでいます。
平安時代は男性が女性の家に通う、通い婚でしたよね。
「後朝」(きぬぎぬ)といって一晩を明かした翌朝に、
男が帰った後で女のところへ「昨夜はとても幸せだった」と一首詠んで贈る、習慣があったそうで、、、
それに対して女性が返したのがこの一首です。
女性が「あなたの気持ちは本当なの?心配だわ・・・」と不安に思っているというのが
だいたいの意味だと思いますが、
黒髪が寝乱れている、心配で心が乱れている、という二つの意味を掛けた
情熱的でもあり わざと気をひくような?駆け引きが見えるようなずるさもあり、
おもしろいなぁと思います。
いつも感じるのですが、平安時代は 今のメールよりも 熱かった!?かも
美峰