「君火をたけよきもの見せむ雪まるげ」 松尾芭蕉の句
意味は・・・
よく訪ねて来てくれた。君、火を焚(た)いてお茶を沸かしてくれないか。
もてなしにいいものを見せてあげよう。庭先で雪丸げをこしらえて見せてあげるよ。
雪丸げとは、 ゆきまろげ、ゆきまるげ。雪をころがして大きくまるめたもの。冬の季語。
なんとなくかわいらしい言葉ですよね。
源氏物語のなかにも「童下ろして 雪まろばしさせ給ふ」とあります。
雪まろばしは 雪の塊を転がし丸める遊び。
平安の昔から 雪遊びを楽しんでいたんですね~
雪で被害が出ている地域もあるようですが
子供たちが楽しく遊べるくらいの積雪だといいのですが。
美峰