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美峰  ~ココロ模様・墨模様~

書道を通して 日々の想いを記してマイリマス

 

百人一首100番

2012年08月06日 | 書道

 

 百敷(ももしき)や 古き軒端(のきば)の しのぶにも
    なほあまりある 昔なりけり
   

     順徳院(100番)

読み
 ももしきや ふるきのきばの しのぶにも なほあまりある むかしなりけり



 御所の古びた軒端のしのぶ草を見るにつけ、(朝廷の栄えた) 昔が懐かしく思われて、 いくら偲んでも偲びきれないことだ。

 ももしき / 「百敷」または「百石城」と書き、多くの石でできた城という意味で、御所のこと


 
順徳院は後鳥羽院の第三皇子。承久の乱を起こしちゃうんですよね~

結局 源氏に打たれ後鳥羽院とともに佐渡に流され、そのまま島で崩御。

世の移り変わりへの さみし~い気持ちが表れてる歌ですよね・・・

 美峰

 



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