墨ブロ  sumi-blog

美峰  ~ココロ模様・墨模様~

書道を通して 日々の想いを記してマイリマス

 

☆墨ブロへようこそ☆

美峰(ビホウ)と申します。 訪れてくださり、アリガトウゴザイマス。 まだまだ勉強中です。 拙い作品ですが 覗いて行ってください^^ コメントを残してくださると 嬉しいです♪

百人一首81番

2011年01月16日 | 書道

百人一首81番

ほととぎす 鳴くつる方を ながむれば

ただ有明の月ぞ残れる     後徳大寺左大臣

訳・・・ほととぎすが鳴いた、その方角を眺めると

もはやその姿は無く、ただ有明の月だけが残っていたよ。

 

平安時代、都人は ほととぎすの声をきくために、夜明けまで

寝ずに待ちあかすということも珍しくなかったそうです。

明け方に待ちかねていたほととぎすの鳴き声をようやく聞くことができ

声のした方を見たものの、ほととぎすのすがたはすでに無く

ただ有明の月(夜が明けても空に残っている月)だけが空に

浮かんでいた、、、という情景を詠んでいます。

 美峰


伊佐新次郎

2011年01月14日 | その他 作品

下田市民文化会館で行われていた、

お吉没後120年の記念に

村松春水 と 伊佐新次郎の作品展を見てきました。

どれも世に二つとない本物の価値のある作品ばかり。

中でも伊佐新次郎は

力強く独創的なものばかりでした。

この作品展を開かれた石川先生に解説いただいたのも

とても勉強になりました。

墨象に繋がるような作品もあり、

前衛チックな感じを受けました。

南伊豆図書館に石川先生の書かれた 伊佐新次郎の本があったので

今 借りて読んでいます。

  美峰


躍動

2011年01月11日 | 墨象 作品

「 躍動 」

以前から 書きたかった言葉でしたが、

春高バレーを見ていて

選手たちのすばらしい躍動感に刺激され

書いてみました。

私のこの一年も この言葉のように

ありたい、と

思いました。

この作品は もう少し煮詰めて ちゃんと形にしたいと思います。

 美峰


雪丸げ

2011年01月08日 | その他 作品

「君火をたけよきもの見せむ雪まるげ」  松尾芭蕉の句

意味は・・・

よく訪ねて来てくれた。君、火を焚(た)いてお茶を沸かしてくれないか。

もてなしにいいものを見せてあげよう。庭先で雪丸げをこしらえて見せてあげるよ。

 

雪丸げとは、 ゆきまろげ、ゆきまるげ。雪をころがして大きくまるめたもの。冬の季語。

なんとなくかわいらしい言葉ですよね。

源氏物語のなかにも「童下ろして 雪まろばしさせ給ふ」とあります。

雪まろばしは 雪の塊を転がし丸める遊び。

平安の昔から 雪遊びを楽しんでいたんですね~

で被害が出ている地域もあるようですが

子供たちが楽しく遊べるくらいの積雪だといいのですが。

  美峰


お正月&金婚式

2011年01月04日 | その他 作品

明けまして おめでとうございます

お正月は 帰省していました。

親戚一同が会するこの時に

両親の結婚50周年のお祝いを皆で行いました。

幼い頃からの写真をスライドで写して

両親の生い立ちを振りかえりました。

それを見ると 戦争に負けて貧しく厳しい時代の日本を

現在の日本になるまでに建て直した、たくましく 心豊かな人々が写っていました。

激動の時代のさなかに 結婚して 子供をもうけ 

こうして命をつないでくれた親たちに感謝です。

この先 さらに5年 10年と、ますます仲良くお元気に 

過ごして頂きたいです。

 美峰