先月私の祖母は無事に卒寿を迎えました
認知症で、目が見えなくて、車椅子。ただ嚥下機能だけはしっかりしてて・・・
最初こそ不穏でしたが、昔よくいったお寿司屋さんで、京都の伯父夫婦も来てお祝い
お寿司屋さんも食べやすい大きさに切ってくれておばあちゃんも満足げにお刺身食べたりしてました。
バレンタインのチョコレートのウィスキーボンボンとこないだコリアタウンで買ったあったかい靴下をプレゼントしました
目が見えないんだけど。。。しっかり袋からチョコレートの箱出して包み紙開けようとしてました。
「一個食べる?」って聞くと・・
祖母「食べる」って元気な返事。
かなり満足そう。
いつも、慣れてる介護タクシーさん使うんですが。。帰りのタクシーで・・チョコと靴下と私のプレゼントを嬉しそうにしっかり握ってました・・
京都からなんもくれんかったの?
なんて言うんですよ・・
かなりしっかりしてるし・・・
「チョコレートちゃんと預けといてな」って言ってますし・・
施設に帰って靴下を握らせました。
「足寒いから今履きたい」って・・大きいので普通の靴下の上から履けるし。。
履かせてあげるとうれしそうに「あったかいわ」って。。
私も、母も色違いでおそろいってことを伝えると「仲間でうれしい」だって・・
今日は、しっかりしててよかった
90歳でもちろん自分で歩けるっていう人もいるし、認知症もなくってて人もいる。目が見えないのがさびしいって訴えることもある。
いつもそんな時に言うんです。
「おばあちゃん。。まず90歳を迎えることがすごいよ。しかも姉妹。それに食事制限なくて普通食。中には胃から食べなくちゃいけない人もいる中で、こんなに丈夫なんてすごいよ」って・・
余談ですが。。
機能は低下していくもの。。施設に入って悪くなったなんて一方的にいう人とかいます。上を見て理想を求める家族とかいます。認知症だって進まないわけもないし・・今の状態受け入れるってすっごく大事だって思います。いつ何が起きるかわからないからこそ。。おいしいもの食べて、アクテビティとか参加してほしいなって思うのです。