今日は、3時まで勤務の日。。今日は午前中看護師さんともう一人スタッフいて、私が風呂当番。
大声爺さんが入る前に、施設長が営業行って来ます。。って出て行った。
でお風呂の声かけしたらめっちゃくちゃスムーズなんですよ。。
服脱ぐのを手伝われるのはあまり好まれないのでかごに入れてくれるように頼んで、自身でやってもらいました。
お風呂も一部手伝っただけで、何も手を貸してません。
会話もすっごく穏やかで楽チンなんですけど。。。
お風呂あがるときが少し上がりにくそうだったんで。。手を貸そうとしたんですが拒否されたんで。手すりをしっかり持つように声かけして万が一滑ってもいいように手をすぐ近くにおいておくことで、安全を確保しました
着替える時も殆ど自分でやってくれてるし。。会話もすごく弾むんです。。
その時に言った一言。。
「あのふとったおっさんおらんねんな」
私「誰のことですか」
「おっさん言ったら一人しかおらんやろ」とニタって笑って・。
外で聞いてた他のスタッフも笑う笑う
たぶん下手な制限とかするから、大声爺さんも嫌ってるんじゃないかなって推測できるんですよね。。
やっぱり80近い人ですし、色んな人見てきてる。。どすけべとか悪い言葉とか使いつつも人を見る能力ってすごいんだと思うんです。
施設長の前で多少いい顔してるのは、信頼してないからってこと明らかに感じる一面。
午後からはカラオケにするとよく唄ってくれるし。。
機嫌がいいから、助かる。。。ってか施設長は上に行っていなかったから気づいてないけど、ほんとにいい笑顔してましたよ。
こういう時にカメラ欲しいんですけど
でも。。あんまりおとなしいとこっちが拍子抜けする。。
まあこれが介護職の醍醐味ってもんでしょうが。。
いらっしゃいませ。。
一見一番扱いにくく見えるかもしれないけど。。
乗ってくればこっちのもの。。
それがいいとこでしょうね。
毎回こうだと一番いい人なんだけど。。
私も介護2の判定を受けてるけど本当は入浴介護は必要だと感じてます。医師には出来るだけ動けるように見せかけてるけど経済的負担を重くしたくないから・・・人間の体って不思議に代替機能が生まれます。医師やリハビリの先生は私が立てると思ってません。骨や筋肉を見れば不可能と判断します。でも、私は腕力があるから松葉つえで立てるんです。歩けなくても松葉杖にぶら下がることが出来ると生活範囲が広がるし施設に入らないでも生きられます。危険は大きいけれど楽をすることが人生だとは思ってません。
普段なかなかお風呂に入りたがらないというか移動も拒否のある方なんですよ。。
そういう意味でこの日は楽ってこともあったんですよね。
前の施設では、洗髪と洗身に対して拒否が強く、脱衣行為さえまともにさせてもらえない状況からいくと、介護者の視点からみての楽ちんだったわけなんですよ。
まあ下を見ればきりがないですが。。この方の能力をいかに生かしてあげるか。。そういうところはわたしたちに求められてるものかと思います。
おぎもさんの場合意思がしっかりしてますからね。。
仮に要介護3の判定受けれるだろうと、周りで見てる人は思ったにしてもそのたまに出来るところを見て認定員は出来るとみなし、要介護を低く見積もろうとします。
認定員はそのときしか見ないからわからないものですけどね。