生業に貴賤はないけれど、生き方には貴賤があるねえ。
そんな言葉が胸に沁みる昨今である。
今はただ、うららかな春が待ち遠しい。
異戦国志(5) 九州大返し 学研M文庫
異戦国志(5)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
酒井忠次の裏切りで難攻不落の大坂城が落ち、秀吉は自刃。
全ては用意周到に進められた家康の謀略だった。
秀吉の一粒種、幼い秀頼を抱えて決死の脱出をはかる福島正則。
豊臣家の危機に瀕しながらも島津征伐のため、九州遠征の途にある
黒田官兵衛以下、主力部隊に動揺が走る。
進退きわまった名軍師・黒田官兵衛の秘策とは?
そして大阪城を陥れた家康の目は今、宿敵真田に向かう。
徳川対真田の新たな闘いが始まる。
異戦国志(6) 政宗起つ 学研M文庫
異戦国志(6)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
上田の敗戦の責めを負い、真田家を追われ流浪の旅に出る幸村。
織田軍の進撃の前に上杉・真田は屈服するのか?
秀吉亡き後、大坂城に入りいまや絶頂にある信長の恐るべき野望が、
新たな陰謀の予感を漂わせる。
一方、奥州の覇権を目指す伊達政宗がついに動き出し、
芦名・佐竹・岩城ら連合軍との一大決戦の火蓋が切られる。
一触即発の覇権争いの行方はいかに。